グローカルヘキサイト(GB)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：パズル
メーカー：NECインターチャネル
発売日：1998年10月21日
ハード：ＧＢ

三角形、四角形、六角形などのコマを六角形で出来ている盤面に交互に並べていく対戦型のパズルゲームです。

一番最初にコマを配置できるのが、中央の六角形で、それ以降は配置されたコマに辺が接する形で置いていく必要があります。点数制になっているのですが、点数は接した辺の数によって変わっていきます。また、六角形の形を作ると作った方のプレイヤーにボーナスのポイントが入ります。

手持ちのコマが無くなるか、コマをおけるところがなくなるかでゲームが終了します。勝敗は点数によって決まりますが、残ったコマがあった場合、その分、点数を引かれる事になります。コマの形によって引かれる点数が異なりますので、終盤、コマが残りそうだったら、どのコマを残すのかも考える必要があります。

文章として説明するとルールは難しいと感じるかもしれませんが、プレイすれば基本的なルールとしては難しくありません。オプションでルール説明もありますし、コマをおける場所かどうかも分かるようになっているので、そういう点では悩むところはないです。

ただし、対戦型のパズルゲームなので、考え無しにコマをおいていけば勝てるというゲームでは無いです。相手の残りコマを見ながら、相手が置く位置を予想して、どこにコマを置くかを考える必要があります。この駆け引きがゲームの醍醐味になっています。ただし、慣れないと一方的な展開になってしまう事もあるので、その部分を理解するまでは結構大変です。

基本となるのが対戦のモードで、コンピュータや対人対戦を自由に楽しめるモードの他に自分の実力を測る事が出来る段位戦なんてのもあります。また、詰め対戦と言う決められた条件で始まり、勝ちを目指すモードと言うのも用意されています。将棋の詰将棋のように勝ち筋を学ぶことが出来るので、なかなか勝てないと思ったら、詰め対戦で練習するというのもひとつの方法です。

パッと見た感じは難解そうで、でも、プレイしてみればそうでもないかなと思ったら、やっぱり、難解だったという感じの作品です。

面白さを実感できるようになるには、上達が欠かせないタイプの作品です。配れるコマも常に一定ではなく、ランダムで自分で好きなコマを増やす事が出来たりと何度も繰り返して楽しむ事が出来る作品でもあります。

段位戦で最高段位までたどり着く事はかなり大変だなと思ったりするのですが、どういうレベルの戦いになるんだろうという気はします。

ちなみにゲームボーイカラー対応ソフトで、ゲームボーイカラーと同日に発売されたソフトのひとつでもあります。

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