超速スピナー(GB)-おきらくゲームソフト事典-

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超速スピナー(GB)

ジャンル:RPG
メーカー:ハドソン
発売日:1998年9月18日
ハード:GB

概要

当時人気だったハイパーヨーヨーを題材とした、橋口隆志さんの漫画で、当時アニメも放送されいた超速スピナーのゲーム化作品です。主人公、堂本瞬一を操作して、原作と同じ様な展開でお話が進んで行きます。中村名人も登場します。

ジャンルとしては何だか難しい感じです。基本的にはハイパーヨーヨーのトリックを決めて認定を受けていき、最終的にはJCCの大会に挑む事になります。

トリックの決め方はタイミング良くボタンを押す事で決まります。トリックによって違いはありますが、ハイパーヨーヨーの傾きや強さなどをタイミングに合わせてボタンを押して決め、そこから十字キーやAボタン、Bボタンを決められた通りに押すとトリックが決まる感じになります。最初の方の技はそこまで難しくなく、タイミングも大体でどうにかなるのですが、トリックのレベルが上がると難しくなります。当然、プレイヤーの腕前も重要なのですが、ハイパーヨーヨー自体にレベルの概念があり、練習やバトルを繰り返す事で、レベルを上げる事が出来、レベルが上がると、トリックを決めやすくなります。地道に練習していればいつかできるようになるという感じです。

ハイパーヨーヨーのメンテナンスも重要で、操作が難しくなる前にストリングス、オイルなどのチェックは怠らないようにする必要があります。バトルによって得られるお金を元にアイテムを入手してメンテナンスなどをする必要があります。

地道に練習などの手間が無ければ割とサクサクと進む感じですが、そうは簡単にはいかないという感じです。現実にハイパーヨーヨーを上手くなるためにも、それぐらい練習しろという感じでしょうか。見た目何か地味な勝負になる時もあるのですが、難易度の高いトリックを決めた時には、楽しいと素直に感じる事が出来ます。原作の雰囲気もしっかりと感じられる作品にはなっています。

唯一気になる事としては、こういうゲームで上達しても実際のハイパーヨーヨーの腕が上達するかと言われるとそうはいかないというところでしょうか。そういうのは本作に限らない事ではあるのですが、ハイパーヨーヨーと言う実際にある玩具を対象としているだけにちょっとだけ気になってしまいました。

ちなみにロングスリーパーやループ・ザ・ループの記録をカウントするYo−Yoカウンターなんてモードがあったりします。

当時、流行っていたハイパーヨーヨーが今、どうなっているのかは少しだけ気になります。


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