昆虫博士(GB)-おきらくゲームソフト事典-

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昆虫博士(GB)

ジャンル:シミュレーション
メーカー:J・ウイング
発売日:1998年8月28日
ハード:GB

概要

昆虫採集して図鑑を埋める事が目的の作品です。フィールドを歩きながら、虫がいるサインを見つけたら捕獲する事が出来ます。捕獲するためには、アミを振って捕まえる必要があります。その他に罠を仕掛けたり、オークションによって虫は捕まえる事が出来ます。捕まえた虫は育成する事が出来ます。育成の仕方によってパラメーターを上げる事が出来ます。育てた虫は時々行われるコンテストに参加させる事が出来、コンテストを制する事もゲームの目的となっています。

ちなみに登場する昆虫は一部架空の物が存在しますが、基本的には実在する物になっています。図鑑などは割とリアルな姿を見る事が出来ます。昆虫嫌いな人がやるとは思えない作品ですが、そういう人がプレイする時には注意が必要かもしれません。

ゲームとしてはシンプルに虫を捕まえる事が目的という感じです。虫を見つけてアミを振って捕獲するのは楽しいです。序盤はアミの性能があまり良くなくて苦労するところもあるのですが、性能が良いアミを手に入れてからはテンポ良く進める事が出来ます。

コンテストで優勝させるための育成の手間はかかりますが、クリアするぐらいまでならば、そこまで大変では無いのかなと思いました。

ただし、図鑑を全て埋めようとすると大変です。まず、厄介なのが、時間の概念がある事です。時間の概念があるゲームと言うのは、いろいろとありますが、本作では夕方になると、帰宅時間となってしまい強制的に自宅に戻されてしまうという事が起こります。

子供が主役のゲームなので、健全で良いと思いきや、この時、捕まえた虫は全て逃げてしまうという問題が発生してしまいます。夢中になって虫取りをしていたら、せっかく捕まえた虫を逃がしてしまうなんて事になったら悲しいです。しかも、時間経過はフィールドだけでなく、町の中でも過ぎていくので、のんびりと買い物していたらあっという間に日が暮れて何て事にもなり兼ねないです。現実の虫取りとか考えると、夜間の方が捕まえやすいのではと少しだけ思ったりします。

また、一部の昆虫は出現率がとても低く、なかなか見つける事が出来ないのも厄介です。この辺のバランスがもう少しどうにかなって欲しかったというところです。

続編と言うのもゲームボーイで登場しています。昆虫の数は増えていますが、本作よりも捕まえやすくなっていて、図鑑を埋めるという難易度では本作が一番難しいなんて言われたりもします。


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