熱闘リアルバウト餓狼伝説スペシャル(GB)-おきらくゲームソフト事典-

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熱闘リアルバウト餓狼伝説スペシャル(GB)

ジャンル:アクション
メーカー:タカラ
発売日:1998年3月27日
ハード:GB

概要

格闘ゲームのゲームボーイアレンジ移植版、熱闘シリーズの作品です。リアルバウト餓狼伝説スペシャルがベースとなっています。

登場するキャラは、テリー、アンディ、ジョー、舞、ダックキング、キム、マリー、秦崇雷、山崎、ビリーカーン、ローレンス・ブラッド、クラウザーの12名となっています。元の作品と比べると選べるキャラクターは減っていて、EXキャラクターも登場しませんが、ゲストキャラとして、ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズから、八神庵が参戦しています。また、八神庵とボスキャラのギースは隠しキャラとして使えるようになっています。

ゲームボーイと言う事で、この熱闘シリーズを通して思う事ではありますが、無茶な移植だなと思ってしまうところはあります。ただ、2ライン制の採用など、頑張っているなと思われる部分もあります。必殺技も多彩ですし、そこそこは楽しめる作品ではあると思います。キャラごとのエンディングとかはあった方が嬉しいなと思ったりしますが、それは容量などの関係で難しかったというところでしょうか。

熱闘シリーズの作品としては最後に登場した作品となっています。全体としての感想としては、やはり、ゲームボーイで格闘ゲームと言うのは無茶だったなと思ってしまいます。ボタンの数なども含めて、操作性もいろいろと気になるところです。ただ、個々の作品で見れば、本作の様に意外なゲストキャラがいたりと、このシリーズならではのこだわりはあったのかなと思ったします。

再現度に限界がある以上、独自な方向に進むというのもあったと思うのですが、基本的にはそうはならなかったという気がします。ゲームの出来を考えるとそこまで拘った意味があるのかと言いたくなってしまうところはあるのですが、熱闘とは付けられていますが、本家タイトルがある以上、そういう方向に進むことはあり得なかったのかもしれません。

熱闘シリーズではありませんが、ゲームボーイカラーで、決闘ビーストウォーズ ビースト戦士最強決定戦と言うタイトルの作品が後に登場しています。そちらは、ビーストウォーズのキャラクターが登場する格闘ゲームとなっているのですが、SD化されているキャラクターなど、熱闘シリーズの流れを汲んだ作品とも言われています。そちらの作品はそれなりに評価をされているのを見ると、熱闘シリーズで培った物があったのかなと思ってしまいます。そういう流れで見ると興味深いです。

裏技

隠しキャラ
タイトル画面でoptionを選ぶ
sound testにカーソルをあわせて、左を押しながらAを押す。
sound testの画面中に追加されているsoft dipの0をすべて1にする。
キャラクターセレクト画面で、ビリーとクラウザーにカーソルを合わせてスタートボタンを押すと、それぞれパネルが裏返り、庵とギースが使えるようになる。


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