ポケットラブ2(GB)-おきらくゲームソフト事典-

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ポケットラブ2(GB)

ジャンル:シミュレーション
メーカー:キッド
発売日:1998年3月13日
ハード:GB

概要

恋愛シミュレーションゲーム、ポケットラブの続編です。お話としても、前作の続きとなっていて、クリスマスで終わった前作の2ヶ月後のバレンタインデーから始まります。前作の続きと言う事で彼女となったヒロインを選ぶところから始まりますが、いきなり、誤解で振られてしまうという展開になります。

こういうゲームの続編と言うと、システムや設定は受け継がれますが、キャラクターは一新されるのが基本で、主人公、ヒロインがそのまま受け継がれているというのは珍しい気がします。ちなみに新規で追加になったヒロインと言うのも3人登場しますので、前作7人のヒロインと合わせて、全部で10人のヒロインが登場する事になります。

前作で迎えたハッピーエンドを考えると、そのまま、めでたしめでたしで良かったのではと思うのですが、それを許さない波乱の展開からスタートしてしまいます。ゲームの設定としては仕方ないのかもしれませんが、何とも無理矢理な気もしてしまいます。前作をプレイしているとあんなに苦労したのにとか思ってしまいますが、そこで純愛を貫くか、それとも別の道を歩むのかは悩みそうな気もします。

ゲームの基本的なシステムは前作から受け継がれていて、週の予定を日ごとにかなりがんばる、がんばるの2つで決め、休日などは午前、午後と行動を決めて進めていきます。行動によってパラメータの変化があり、それによって、ヒロインとのイベントが発生します。

ヒロインによっても異なりますが、全体としては難易度は前回よりも高くなっています。前作は単純にパラメータと好感度でハッピーエンドとなっていましたが、本作ではそれだけの条件ではハッピーエンドとはならなくなったのがその理由です。特に前作でも攻略が難しかった、真のヒロインとも言える佐伯るるなは余計に難しいと思ってしまいます。

前作同様、CD同梱版と言うのも出ていて、主題歌や台詞を聞くことが出来ます。一応、リンクさせる事も出来るのですが、どこまで実用性があるのかは定かではありません。ちなみに本作ではCD2枚組となっています。でも、需要があったから出ていたというところでしょうか。

更なる続編としては、ネオジオポケットカラーでポケットラブ 〜if〜と言う作品が登場していますが、物語としては1作目の1年前で主人公が高校一年のお話でifと言う副題が付けられている作品なので、必ずしも直接的にお話が続く設定とはなっていないです。


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