幽☆遊☆白書 第2弾 暗黒武術会編(GB)-おきらくゲームソフト事典-

おきらくゲームソフト事典-> GB(9)-> アクション-> ヤ行-> 幽☆遊☆白書 第2弾 暗黒武術会編(GB)

幽☆遊☆白書 第2弾 暗黒武術会編(GB)

ジャンル:アクション
メーカー:トミー
発売日:1993年12月10日
ハード:GB

概要

マンガでアニメ化もされていた幽遊白書のゲーム化作品のゲームボーイ版第2弾です。前作同様対戦格闘ゲームで、原作の暗黒武術会編を題材としています。

原作と同じ様に物語を進めるストーリーモードも用意されています。ストーリーモードでは原作と同じ様に浦飯チームの5人、幽助、桑原、蔵馬、飛影、幻海を操作して優勝を目指して戦います。勝ち抜き戦となっていて、対戦毎に誰が戦うかを選ぶ事ができます。

対戦格闘ゲームと言う事で基本的には前作と同じ様な感じですが、必殺技がコマンド入力になっていたり、技の種類も増えていたりと違いもあります。何よりも操作性が良くなっています。必殺技はゲージを消費しますが、溜め攻撃で無くなった分、前作よりも使い勝手は良くなっています。操作性も全体的に良くなっているので、対戦格闘ゲームとして遊びやすくなったと感じます。

ストーリーモードでは、アイテムの使用によって、体力や必殺技を使う時に必要なゲージを回復する事が出来ます。途中にミニゲームがあり、それによってアイテムが得られたり、体力などが回復したりします。

登場するキャラクターは浦飯チームを含めて13人です。さすがに全てのキャラクターは無理だったようで、ストーリーモードで対戦が省かれているところもあって、残念に感じるところはあります。ただし、原作で人気のキャラクターはある程度抑えられているかなと言う気はします。

1対1で好きなキャラクターを操作できる対戦モードや好きなキャラクターを5人選んでチームを作って団体戦を行うモードもあり、キャラクターゲームとしてもそれなりに満足できる内容にはなっています。

前作に比べれば、対戦格闘ゲームとして、遊べるという気はしますが、あくまで前作と比べてという事で、単純に対戦格闘ゲームとしては、物足りなさは感じてしまいます。コンピュータ相手の対戦だと、必殺技を使わなくても、それほど苦労せずに攻略出来てしまいます。

また、桑原の霊剣が強力で、原作では必ずしも強いキャラでは無かった桑原で戦うのが、一番楽と言うのも、少し違和感があるところかもしれません。

結果的には、前作同様、キャラクターゲームの格闘ゲームで、それ以上でもそれ以下でもないという感じです。

ゲームボーイで更なる続編も出ています。第3弾となる次作は、対戦格闘ゲームではなく、アクションRPGと、本作、前作とはまた違った作品となっています。ちなみにお話としては、本作の後の魔界の扉編が題材となっています。


このエントリーをはてなブックマークに追加

おきらくゲームソフト事典 Topへ
Copyright (C) 2011-2021 うかりこ. All Right Reserved
プライバシーポリシー・免責事項