UNO スモールワールド(GB)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：テーブル
メーカー：トミー
発売日：1993年11月26日
ハード：ＧＢ

カードゲームのＵＮＯのゲーム化作品です。
ゲームとしてはそのままＵＮＯで、手持ちのカードを場に全て出せば勝ちとなります。手持ちのカードを出すには、場のカードの色または数字が同じである必要があり、手持ちに出せるカードが無い場合山札から一枚取る必要があります。また、最後の一枚になった時にはＵＮＯのコールが必要となります。これが意外と忘れがちで、ゲームの中でもこのコールを忘れるとペナルティが発生します。
通常のカードの他に、出した次の人が山札からカードを２枚引くドロー２、順番が逆になるリバース、次の人の順番が飛ばされるスキップ、色を好きに変えるワイルド、色を変えると同時に次の相手に山札から４枚引かせるワイルド４などのカードがあり、それを駆使しながらゲームを進めていきます。出せるカードがあっても山札からカードを引く事も可能で手持ちのカードを考えながらプレイする事が必要になります。
こういうのをゲーム機でやると意外とちゃんとした公式のルールでやっていなかった事に気が付きます。普段、自分たちで遊ぶときだにやっていたのが、ローカルルールだった事を知る事になります。ある程度、ルールはカスタマイズできるのですが、そういうローカルルールを完全には再現できないのは仕方がないのですが、不思議な違和感も感じてしまいます。
ゲームモードとしては、通常のＵＮＯが楽しめるモード、国盗り形式で対戦を楽しめるモード、スモールワールドと呼ばれる絵柄などが子供向けになっているモードが用意されています。
ＵＮＯが一人で遊べるという意味ではそれなりに面白いと思うのですが、こういうカードゲームはやはり対人対戦が楽しいと思うので、そういう意味で言うと、実物のＵＮＯで遊べば良いのではと思ってしまう部分もあります。
続編もゲームボーイで登場しています。

Tweet