囲碁指南'92-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：テーブル
メーカー：ヘクト
発売日：1992年3月10日
ハード：ＦＣ

囲碁指南シリーズの１９９２年版です。このシリーズの作品ですので、囲碁のソフトではありますが、コンピュータや人の対戦をするものではなく、用意されている対局を観戦したり、棋力を判定するというソフトになっています。
基本的なシステムには変更がなく、収録されている棋譜は、道策２０局、秀策２０局、秀哉２０局、現代３７曲、置碁２５局となっています。前作と比較すると古典、近代が無くなり、過去の棋士である道策、秀策、秀哉が追加になっています。
観戦と判定の二つのモードがあります。観戦では自動で進めるモードと手動で１手ずつすすめるモードがあります。判定では中級と上級があり、中級は５か所のヒント付、上級はヒント無しで棋力が判定されます。
良くも悪くも前作までと変わらない内容で、棋譜並べで囲碁を勉強したいという人には役立つソフトなのかもしれません。同様のコンセプトで将棋バージョンの将棋名鑑と言うシリーズも登場していたりもしますが、こういうソフトが当時どういう売り上げをしていたのかは少し気になるところです。シリーズが続いているという事はある程度は売れていたのでしょうか。ファミコンが末期でスーファミに移行していく中で、本シリーズは続いていくことになります。

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