赤川次郎の幽霊列車-おきらくゲームソフト事典-

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赤川次郎の幽霊列車

ジャンル:アドベンチャー
メーカー:キングレコード
発売日:1991年2月8日
ハード:FC

概要

赤川次郎原作の幽霊列車のゲーム化作品です。宇野警部を操作して、女子大生の夕子と共に8人の乗客が消えた幽霊列車の謎を追います。
ゲームとしては、コマンド選択式のアドベンチャーなのですが、移動画面などが少し独特で操作感としては戸惑います。その割りに行える事はいわゆるコマンド選択式のアドベンチャーゲームでしかなく、必要性をそれほど感じませんでした。
原作ありの作品なので、物語としてはきちんと楽しめる作品ではあります。
ちなみに小説としては、赤川次郎のデビュー作という作品だそうで、シリーズ化もされている作品です。原作だと単にミステリーだけではなく、中年男と女子大生と言う、年の差が20歳以上離れたカップルのやり取りがメインになっていたりします。今だと現実的に20歳年が離れての結婚と言うのもあったりしますが、最初に発表された当時、1978年の世相としては、その設定は結構刺激的だったようです。
本作では、ファミコン向けということなのか、グラフィックからも分かるように、宇野警部が若々しくなっていたりと、若干、原作のイメージとは違うのかなという気もしたりします。


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