フェアリーテイル-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：シミュレーション
メーカー：ソフトプロ
発売日：1989年4月28日
ハード：ＦＣ

子供たちを操作して、ぶたや恐竜などから村を守るために戦うシミュレーションゲームです。
全部で５章あり、１章ごとに村に攻めてきた敵を撃退するのが目的になります。ゲームはフィールド画面とバトル画面で構成され、フィールド画面でユニットを移動させ、敵のユニットと遭遇するとバトル画面に移行されます。
フィールド画面ではユニットごとに順番に操作するターン制になっていますが、バトル画面では先に支持を与えてから動作は一斉にリアルタイムで行われます。そのため、敵の攻撃パターンなどを読む必要があります。
ユニットには成長要素がありますが、この成長が行われるのが、章が終わった段階になります。ユニットが成長するには、戦闘経験が必要となるために、意識して戦闘を行わないとユニットが成長しないで、後で苦労する事になります。
ディスクシステムが廃れていた頃の発売だったためか、メーカーがソフトプロだったためか、マイナーゲームとしてあまり知られていなかったりします。ただ、リアルタイムのバトルなど、シミュレーションゲームとしての評価はそれなりに受けていて、隠れた名作といわれる事もあるとかないとか。唯一というか、最大の疑問点は、何故こんなメルヘンチックな感じにしたのかと言う事。ゲームの難易度も考えると、その疑問点は更に大きくなり、どこをターゲットにしたのか疑問に思ってしまう部分もあります。

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