北斗の拳3 新世紀創造凄拳烈伝-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：ＲＰＧ
メーカー：東映動画
発売日：1989年10月19日
ハード：ＦＣ

漫画でアニメ化もされた、北斗の拳のゲーム化作品第３弾です。前作、前々作とは異なりＲＰＧとして登場しています。物語的には、原作に準拠した形で進み、ジードの襲撃からはじまり、南斗六聖拳士編、ラオウ編、天帝編、修羅の国編までが描かれています。
コマンド選択式のＲＰＧで、主人公ケンシロウの他に、リンやバットなどを仲間にしながら冒険をしていきます。
物語的にもボリューム満点な感じもしますが、そのためか省かれている部分も多く、原作好きにとっては疑問が残る部分もあったりします。
敵を倒して経験値を得るＲＰＧになってしまった事で、序盤のケンシロウの弱さや仲間になるリンが武器を持って戦ったり特殊な能力が使えたりと異質に思えてしまう部分があったりもします。
また、ＲＰＧとしてもエンカウント率のバランスの悪さなどを指摘されることも多かったりします。
ジャンプ系統のゲームで言うと、ドラゴンボールがアクションからカード型ＲＰＧという独特のシステムに変更して成功しましたが、本作ではコマンド式ＲＰＧになった事で成功したとはいえない出来になってしまっている感じがします。

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