早打ちスーパー囲碁-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：テーブル
メーカー：ナムコ
発売日：1989年3月3日
ハード：ＦＣ

囲碁のゲーム化作品です。
本因坊戦、順位戦、対局道場の３種類のモードで囲碁を楽しむ事が出来ます。
ファミコンの囲碁ゲームというと囲碁九路盤対局というゲームが登場していますが、あちらはタイトル通り、九路盤であったので、本格的な囲碁ゲームとしてはファミコン初という感じでしょうか。
ファミコンで囲碁が出来るという意味合いは大きかった気がしますが、敵の強さの調整が置石の数だったり、コンピュータが突然投了したりと、ファミコンの性能の限界を思わせるような作りになっていたりします。
大きな難点としては、石の生き死にをプレイヤーが判断しなければいけないことで、誤って判断したり、わざと間違った判断をすることで、負けていても勝ててしまったりします。この辺りはプレイヤーの知識と良心を試されているという事なのかもしれません。
ただし、早打ちのタイトル通り、それなりの速度で打ってくれるところは大きな特徴のひとつで、ルールを知った初心者であれば楽しめる出来になっている気もします。タイトルをよく見るとスーパーの文字が囲碁にかかっています。普通の囲碁とは違うというのをアピールしたかったのでしょうか。

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