山村美紗サスペンス 京都花の密室殺人事件-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：アドベンチャー
メーカー：タイトー
発売日：1989年2月11日
ハード：ＦＣ

山村美紗のキャサリンシリーズのゲーム化作品第２弾です。前作と同じように、主人公はゲームデザイナーでキャサリンは補佐的な役割を担っています。
生け花の世界を舞台にしたミステリーで、いかにも京都っぽい雰囲気と共に事件の謎を追います。
基本的には前作と同じコマンド選択型のアドベンチャーゲームとなっています。前作よりも親切な作りになっていて、場面に応じて不必要なコマンドが使えなくなったりと、特に迷うことなくプレイする事が出来ます。
アドベンチャーゲームとして、難易度も難しくなく、親切で楽しめるという感じのゲームになっています。２時間ドラマのミステリーというと分かりやすい気がします。ただ、ドラマの展開のようにサクサクと楽しめるということは、その反面、簡単に解けてしまうという事になってしまい、コストパフォーマンスの観点からいうと、あまり良くないかなと感じてしまったりもします。この辺は、アドベンチャーゲーム自体の宿命でもあるのですが、２時間ドラマのミステリー風という、テレビでよくやっているものと考えると、その事を強く感じてしまったりもします。

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