三国志 中原の覇者-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：シミュレーション
メーカー：ナムコ
発売日：1988年7月29日
ハード：ＦＣ

三国志を題材とした歴史シミュレーションゲームです。劉備、劉璋、馬騰、孫権、袁紹、曹操の中の一人となり、中国統一を目指します。
特徴のひとつがプレイヤーを好きなように選べない事。ゲーム開始時に質問で自分の性格にあったキャラクターが設定されてしまいます。ただ、質問自体は固定で、はい、いいえで選ぶだけなので、やろうと思えば、自分の好きなキャラクターを選択する事はできるようになります。
基本的には内政で国を充実させて、敵と戦っていくというシミュレーションゲームになっています。命令を実行させるのに必要なのが命令書で、所有している領地の数やゲームレベルによって異なっていきます。
後に三国志を知ると設定に疑問が残る部分もあったりしますが、シンプルな作りになっている分、入門編としてはそれなりに楽しめる作品と言える気がします。
三国志というと、光栄のシミュレーションゲームの方をイメージしがちで、ファミコンとしては、本作の方が先に出ていて、ナムコ版の三国志と言われることが多いようです。ナムコとしては、独眼竜政宗という歴史シミュレーションを出していて、系譜としてはその流れを汲んでいるという感じなのかもしれません。

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