沙羅曼蛇-おきらくゲームソフト事典-

おきらくゲームソフト事典-> FC(6)-> シューティング-> サ行-> 沙羅曼蛇

沙羅曼蛇

ジャンル:シューティング
メーカー:コナミ
発売日:1987年9月25日
ハード:FC

概要

グラディウスの続編として登場した作品です。水の惑星ラティスを救うため、サラマンダ軍と戦います。2人同時プレイも可能で、1P側は前作同様ビックバイパーを操作し、2側はロードブリティッシュを操作します。

グラディウスと同じく、元々はアーケードゲームで本作はファミコン移植版になります。ただし、グラディウスがハードのスペックにより制限された部分があるにしろ、原作に忠実に移植しようとしたのに対して、本作はステージ構成やパワーアップの仕方もアーケード版とは異なる作品となっていて、アレンジ色が強い作品とされています。

グラディウスは横スクロール型のシューティングゲームでしたが、本作では縦スクロール型のステージも加わっています。奇数ステージは横、偶数ステージは縦と言うようにスクロール方向が分かれています。パワーアップの方法もグラディウスと変わらず、赤いパワーアップカプセルを取るとパワーメーター内のパワーアップの種類が順番に光り、その時にAボタンを押すと該当するパワーアップをする事が出来ます。ちなみにこのパワーアップ方法はアーケード版とは異なっています。

パワーアップの種類としては、スピード、ミサイル、リップル、レーザー、オプション、フォースの6種類があります。リップルとレーザーはどちらかしか選べず、ミサイルとレーザーは2回パワーアップ出来ます。

パワーアップの種類の変更はありますが、横スクロールのステージは基本的にはグラディウスのイメージをちゃんと受け継いでいます。ただ、縦方向スクロールのステージは趣がちょっと違います。本来サイドビューのステージに出るのではと思えるような姿の敵や自機の姿も少し違和感がある感じになっています。

ファミコン移植作として見ると、グラフィック面などで着実にバージョンアップしています。特にファミコン版のグラディウスで残念だったオプションが3つになっていたり、レーザーも長く見えるようになっていたりと工夫がされています。

また、ゲームその物とはあまり関係ありませんが、ファミコン版はスケルトンカセットと言うのも話題になっていました。

出た当時としては、グラディウスの正統続編のイメージがありましたが、縦のステージがあったり、後にグラディウスIIが出ていたりと、純粋な続編としてのイメージは変わっていきました。ただ、グラディウスシリーズの作品である事は間違いないようです。ちなみに、後にアーケードで続編が登場しています。


このエントリーをはてなブックマークに追加

おきらくゲームソフト事典 Topへ
Copyright (C) 2011-2021 うかりこ. All Right Reserved
プライバシーポリシー・免責事項