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スター・ゲイト

ジャンル:シューティング
メーカー:HAL研究所
発売日:1987年9月24日
ハード:FC

概要

横スクロール型のシューティングゲームです。自機を操作して敵と戦います。左右どちらにも移動できるのが特徴になっています。

自機はレーザーとボムで攻撃する事が出来ます。基本的にはレーザーで敵を倒していきます。ボムは画面上の敵をすべて倒す事が出来ますが、数に制限があるので使いどころを考える必要があります。

マップ上には、ワープゾーンがあり、入るとワープします。画面上部のマップを見ながら敵を探しながら、すべての敵を倒す事が目的です。

ステージには人間がいて、たまに敵によってさらわれていきます。さらわれた人間を助ける事によって、得点を貰う事も出来ます。

高速に移動できるのが特徴的で、加速、減速、向きの変更など、スピーディーな操作を楽しめます。緊急時の対策としてワープを利用するという方法がありますが、スピードがある時だと、狙って入るのは難しかったり、それよりもレーザーを連射して乗り切る方が手早かったりします。

敵を一定数倒すと、次のステージに移りますが、次のステージに行っても内容はあまり変わり映えしません。一応、難易度は増しているようですが、そこまではっきりと違いは感じられません。あんまり難しく考えずにプレイできるとも言えますが、1つのステージに掛かる時間もそれほどではないので、単調と言う印象はぬぐえないです。

元々は海外のアーケードゲームディフェンダー2の移植作品でタイトルのコピーライト表記にATARIの文字があったり、1983年と記述されていたりと、その当時からすでに時代を感じさせる作りになっています。

当時のファミコンのシューティングゲームとしても、かなりシンプルなゲームになっています。ゲーム画面の背景がただの線だったりします。ゲームがファミコンに移植されたタイミングとしては遅すぎた印象があります。

コピーライト通り、1983年、1984年辺りに出ていれば、ファミコンのゲームとしての評価は変わっていたのかもしれません。ファミコンのゲームで言えば、このソフトが発売された次の日に、グラディウスの続編である沙羅曼蛇が発売されていて、比べてしまうと、はっきりと差を感じてしまいます。

本作の後に、ミリピード、ジャウストと同じ様なレトロ作品がファミコンでHAL研究所から登場しています。

こういうタイプの作品がファミコンでプレイできる事の意義と言うのはあるのかもしれませんが、単純にゲームとしては物足りなさを感じてしまうというのも事実です。


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