井出洋介名人の実戦麻雀-おきらくゲームソフト事典-

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井出洋介名人の実戦麻雀

ジャンル:テーブル
メーカー:カプコン
発売日:1987年9月24日
ハード:FC

概要

麻雀のプロ井出洋介名人が監修した麻雀のゲームです。専用のコントローラーが付属している作品です。専用のコントローラーは牌の位置に応じてキーが配置されている物になっていて、慣れれば問題ないのかもしれませんが、通常のコントローラーでの麻雀ゲームの操作に慣れていると違和感を感じるかもしれません。アーケードにある麻雀のゲームの操作に近いというと分かりやすいかもしれません。そのため、慣れてくれば、テンポ良くプレイする事が出来ると言えるのかなと思いました。ひとつ、難点としては、専用のコントローラーでのみ動くようになっているというところです。専用コントローラーが、万が一壊れてしまった場合には、プレイが出来なくなるという問題があります。

二人打ちの麻雀と言うのが基本となっています。モードとしては、実戦麻雀、名人リーグ戦、実戦問題の3種類あります。

実戦麻雀では、気軽に二人打ちの麻雀を楽しむ事が出来ます。細かくルールを変える事が出来、ローカルルールやマイナールールの設定もあります。

名人リーグ戦では、リーグ戦を行い、勝ち抜くと決勝で井出洋介名人との対戦する事が出来ます。リーグ戦はBリーグ、Aリーグとあり、順番に勝ち抜いていく必要があります。決勝戦の名人戦に勝つと名人に褒めてもらえます。

実戦問題は、必勝の一打、これでバッチリ多メンチャン、究極の点数計算問題などがあります。必勝の一打では、条件に応じて捨牌を選ぶ問題が出題されます。これでバッチリ多メンチャンでは、テンパイ状態の手牌が表示され、待ち牌を選びます。究極の点数計算問題では、和がった牌が表示され、上がり点を三択から選びます。解答だけでなく解説もきちんとしてもらえます。

ゲームとしては、実戦問題など麻雀の知識を得るには役に立ちそうな内容ですが、基本的な部分は2人打ちの麻雀ゲームという事で作りとしてはシンプルなゲームになっています。

そのためか、ゲームの内容よりも、専用のコントローラーが付属していたことやテレビCMに井出洋介名人が登場していた事の方が印象に残っている作品です。麻雀にプロと呼ばれる人がいる事を始めて知ったCMでもありました。

ファミコンで続編も登場しています。そちらも専用のコントローラーが付属した形で登場しています。本作と同じ様に、二人打ちの麻雀になっています。内容としても似たような感じになっていますが、RPGのような形で楽しめるモードもあったりします。


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