カラオケスタジオ-おきらくゲームソフト事典-

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カラオケスタジオ

ジャンル:その他
メーカー:バンダイ
発売日:1987年7月30日
ハード:FC

概要

タイトル通りカラオケが出来るソフトです。

レッスン、のどじまん、スターたんじょう、イントロあてゲームの4つのモードがあります。

レッスンでは収録された歌の練習が自由に出来ます。のどじまんでは曲を選んで歌うとコンピュータが採点して合否の判定をしてくれます。最大3人まで同時に参加できます。スターたんじょうはオーディション、本戦、デビューの順番で審査されます。イントロあてゲームは、最大3人まで参加可能でイントロを聞いて曲を当てます。

収録曲は、一年生になったら、ジングルベル、10人のインディアン、犬のおまわりさん、おもちゃのチャチャチャなどの童謡、ゲゲゲの鬼太郎、南の国のパームタウン、マスクマン、はたらくくるま、からだ元気などのアニメ・子供番組の曲、赤いスイートピー、DESIRE、派手!!などのポップス、男と女のラブゲーム、雪国などの演歌と全部で15曲あります。

童謡やら歌謡曲やらアニメやら戦隊ヒーローやらいろいろな種類の曲が入っています。イメージとしては家族みんなで楽しもうという感じでしょうがばらばらな印象があります。今も分かる歌もありますし、ちょっと分からなくなっている歌もありますが、時代を感じます。

テンポをゆっくりしたり、はやくしたり、音程を高くしたり、低くしたりする事も出来ます。

ファミコンの音源のため、決して音が良いと言うわけではありませんんが、音に合わせて画面に歌詞が流れて、絵も動くという面では画期的だったのかもしれません。

専用のマイクも付属していて、カラオケ気分を味わえます。

カラオケ自体は徐々に一般化していた時代だとは思いますが、カラオケボックスが爆発的にヒットするまでには、まだ時間があった頃に登場している作品と言う感じです。そういう点では先見の明があったのかもしれません。とは言え、ファミコンで出すのにはちょっと無理があったのかなという感じがしなくもありません。選曲もファミリー層を意識して満遍なくと言うところなんでしょうが、それだったらいっそ、アニメとか、演歌とか割り切った方が楽しめるな用になったのではと言う気がしました。

今だとファミコン音源ならではの魅力を語られる事もあるので、こういうタイプの作品を出したら、興味を持つ人もいるのではと少しだけ思いました。とは言え、権利関係とかは難しそうですが。

曲数を追加できる拡張カセットと言うのも登場していて、そういう試みと言うのも興味深い所はあります。


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