所さんのまもるもせめるも-おきらくゲームソフト事典-

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所さんのまもるもせめるも

ジャンル:アクション
メーカー:エピックソニー
発売日:1987年6月27日
ハード:FC

概要

タレントの所ジョージさんが監修したゲームです。キャラクターデザイン、BGMなど、全面監修した作品だと言われています。所さんを長女を助けるため、所沢市を目指すというお話になっています。

ゲームは千代田区から始まり、東京の街を巡りながら進めていきます。各ステージの最後にはボスが登場し、ボスを倒して進んだ先に現れる扉に入ると次のステージに進みます。ただし、扉は複数現れ、それぞれどこに繋がっているのは分かりませんので、ステージの選ぶのは運任せになります。ちなみに元に戻ってしまう事もあります。後半のステージでは一本道になるので扉の選択はありません。

所さんは水鉄砲で敵を攻撃する事が出来ます。ただし、水鉄砲を撃つと水を消費し、水の量が少なくなると水鉄砲の距離が短くなってしまうので、注意が必要です。水が無くなっても撃てなくなることはありませんが、ほぼ真下に落ちるだけなので、攻撃は難しくなります。

アクション自体はそれほど難しくはないのですが、水や体力を回復するアイテムが基本的には隠しになっているので、それをちゃんと見つけられるかどうかで全体的な難易度が変わってきます。特に水はボス戦の難易度にも影響しますので、回復できる見通しが無ければ、出来るだけ無駄遣いしない事が重要です。問答無用でダメージを与えてくるボス敵と言うのもいたりするので、地味に体力を削られていくと苦戦するところもあります。

時間制限や水の制限もあるので、のんびりと回復アイテムを探そうとすると大変ですが、ある程度、位置が分かってくると攻略はスムーズに行えます。所ジョージさんが監修したからなのか、敵の設定やBGMなど、かなり独特な感じの作品に仕上がっています。ステージごとの特色とかもちょっとツッコミを入れたくなるところもあります。そこら辺は、そういうゲームと割り切る必要があるのかもしれません。良くも悪くもタレントゲームと言う感じでしょうか。

かなり、厄介なのが、次のステージに進む扉の正解が分からないというところで、上手くすれば順調に進めますが、運が悪いと元のステージに戻され、同じステージを繰り返す事になり、結構、苦痛な感じです。アイテムの種類もそれほど豊富では無く、ステージ構成も含めて全体的には単調な感じがする作品なのもそれに拍車をかけています。

衝撃的なエンディングやゲームオーバー時の曲など、ネタとして気になる部分もいくつかあります。ちなみに続編を匂わせるような展開で終わりますが、その後、現在に至るまで続編は登場していません。


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