ファミリートレーナー ジョギングレース-おきらくゲームソフト事典-

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ファミリートレーナー ジョギングレース

ジャンル:その他
メーカー:バンダイ
発売日:1987年5月28日
ハード:FC

概要

ファミリートレーナーシリーズの第4弾です。専用のマットコントローラーを使用してジョギングを楽しむゲームです。ちなみに使用するのはマットコントローラーのA面です。

皇居一周ジョギングと障害物マラソンの2つのゲームモードがあります。

皇居一周ジョギングでは実際の皇居一周をモデルにしていて、5キロで1周のコースを走ります。マットコントローラーの上で走ると背景も変わって行き本当に走っている感じを楽しめます。ただ、ゲーム性は無く、ただひたすら走るモードになっています。

障害物マラソンは、アメリカ西海岸をモデルにしたコースで42.195キロを走ります。3キロごとに区間が分かれていて、全てを制覇するとクリアになります。とは言え、実際に42.195キロ走る訳ではありません。あくまでゲーム内での42.195キロです。

こちらは障害物マラソンとあるように、コース上の障害物を避けながら進んで行きます。障害物にぶつかると体力が減っていき0になるとゲームオーバーになってしまいます。

ゲームの途中にはスケボーや体力回復のアイテムがあります。スケボーを取ると走らなくても良いと言うズルが出来ますが、障害物は避ける必要があります。障害物にぶつかるとスケボーはなくなってしまいます。体力無くなるとゲームオーバーになってしまうので、体力回復アイテムは逃さずに取る事が重要になります。

障害物マラソンは、本当にマラソンとしてクリアしようとなると、体力的に辛いです。もちろん、個人差はありますので、そんなの全然平気と言う人もいると思いますが、運動不足の身にはかなり応えます。そうなるとクリアのためには、スケボーを上手く利用する事が重要になります。ただ、スケボー使うと、それはマラソンでは無くなってしまうのではと思うところもあります。もちろん、ゲーム内の事なので、ルール違反ではないですが、ゲームの目的として、合致しているのかは謎です。障害物を避けるのに必死になると、反射神経を鍛えている感じになって、ジョギングで体力アップと言うコンセプトからは外れてしまう気がします。

ファミリートレーナーシリーズの作品は本作以降も、まだ続いていきます。ただし、これまでの作品が、アスレチックワールド、ランニングスタジアム、エアロビスタジオ、ジョギングレース、そして本作と分かりやすく体力アップを狙っていた物に対して、ゲーム性が増しているタイトルが登場するようになっています。どちらが評価されているのかは難しい所ですが、そういう変化を感じられるのは確かです。


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