南国指令!!スパイVSスパイ-おきらくゲームソフト事典-

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南国指令!!スパイVSスパイ

ジャンル:アクション
メーカー:コトブキシステム
発売日:1987年3月27日
ハード:FC

概要

スパイvsスパイの続編です。タイトルにもある通り、本作の舞台は南国になっていて、白いスパイ、ヘッケルを操作し、黒いスパイ、ジャッケルよりも早くミサイルを探す事が目的となっています。

ミサイルは3つの部品に分かれていて、全て集めて、潜水艦で先に脱出した方が勝ちとなります。基本的なルール、罠を仕掛けたり、戦ったりしながら進めていくのは前作と変わりありませんが、罠の種類などには違いがあります。また、画面も南国の島が舞台となっているので、前作の様に部屋に区切られているのとは違った感じになっています。

ヘッケルとジャッケルが同じエリアにいるとバトルが始まります。この時に武器を装備している方が有利になりますので、出来れば早めに武器を見つけておいた方が良いです。

意外と厄介なのが、脱出のための潜水艦が移動する事で、潜水艦がいたと思っていた場所にたどり着いたのに、脱出できず、気が付いたらおぼれていたなんて事にならないように注意する必要があります。潜水艦があれば、すぐに脱出できるので、そうならなかった場合には、移動している可能性があるので、すぐに潜水艦の場所を確認した方が良いです。

体力形式で罠に掛かってもすぐにミスとはならないのですが、体力を徐々に削られる場所もあるので、そういう場所を上手に避ける事も必要になります。ステージによっての特徴もはっきりと分かれていて、滝があったり、ワープがあったりするステージもあるので、その特徴を理解して利用する事も重要になります。

対戦形式のゲームで、一人プレイだとコンピュータとの対戦になります。ただ、コンピュータはあまり賢くなく、前作と比べてもほとんど変わり映えしない感じで、自分が仕掛けた罠に簡単に引っかかってしまうので、罠を仕掛けて邪魔する事を考えるよりも、とにかく早くミサイルを見つけて脱出を考えた方が攻略としては楽な気がします。勝手に自滅している事が多い気がしますので、全体的には難易度はそれほど高くない気がします。

やはり、盛り上がるのは対人対戦のような気がします。ただ、あまりに意地悪な事をやると、リアルな喧嘩になってしまう事があるので、その辺は前作同様気を付ける必要があるのかなと思いました。海外では南極を舞台にした更なる続編が登場していますが、日本では登場していません。ちなみに後にスマホアプリとして、スパイvsスパイのゲームは出ていたりします。シンプルな内容で今でも楽しめる作品ではあると思います。


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