グーニーズ2 フラッテリー最後の挑戦-おきらくゲームソフト事典-

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グーニーズ2 フラッテリー最後の挑戦

ジャンル:アクション
メーカー:コナミ
発売日:1987年3月18日
ハード:FC

概要

グーニーズの続編です。前作のファミコンのゲームは映画を原作としていましたが、本作はオリジナルのゲームとして登場しています。物語としては、主人公マイキーを操作し、捕まったグーニーズのメンバーと人魚のアニーを助けるお話となっています。

ゲームの基本的なシステムとしては、前作と似ていますが、前回がステージクリア型だったのに対して、本作は広大なマップを探索しながら進めていく形になっています。

マイキーの基本武器はヨーヨーになっていて、アイテムを取る事によって、パチンコ、ブーメラン、爆弾、火炎瓶などを使う事が出来ます。また、捕らえられたグーニーズの位置を示す受信機やジャンプ力が高くなったり、移動速度が上がったりする靴、ダメージを減らす装備などのアイテムもあります。

追加になった要素のひとつとして、3Dダンジョン形式の部屋があります。この中を探索することで、様々なアイテムを入手する事が出来ます。アイテムは隠れている場合が多く、そのアイテムを見つけ出すために、必要なアイテムと言うのもあります。マップは表と裏に分かれていて、表と裏を行き来する時にも、3Dダンジョンを通る必要があります。3Dダンジョン自体はそれほど複雑な構造にはなっていないのですが、隠しの要素は基本的にはノーヒントなので、いろいろと試す必要があります。

前作同様、アクションゲームとしては楽しめるようになっています。広大なマップを行き来するので、全体のマップをきちんと把握して、どこからどこに繋がっているのか、どこをまだ探索していないのかを考えながらプレイする事が求められます。そのため、少し複雑な感じもしてしまいます。

難点なのが、3Dダンジョンです。一応、壁を叩く、メガネをかけるなど、パターンは決まっているので、全てを試せば、いずれ答えは見つかるのかなと思うのですが、ひとつひとつ試すのは結構手間で面倒だと感じてしまいます。

アイテムの場所などはとても分かりやすくなっている点では難易度は下がっているのかなと思うのですが、それだったら場所に応じた仕掛けがもう少しあっても良かったのではと思ってしまいました。

とは言え、映画でお馴染で前作でもあったBGMを聞きながらプレイするのはそれだけで楽しく名作と言っても良い出来栄えだと思います。映画の内容とは全く関係ない作品ですが、それでいてちゃんと評価されるのはやはり単純にゲームの出来が良いからなんだなと思ってしまいました。権利関係で今プレイするのはなかなか難しそうな気がしますが、また、やってみたくなる作品ではあります。


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