プロフェッショナル麻雀悟空-おきらくゲームソフト事典-

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プロフェッショナル麻雀悟空

ジャンル:テーブル
メーカー:アスキー
発売日:1986年12月25日
ハード:FC

概要

シンプルな4人打ちの麻雀ゲームです。タイトルに悟空とあるのは、対戦相手に西遊記のキャラクターをモチーフとしているからですが、ゲーム内容としては西遊記とは全く関係ありません。ちなみに孫悟空が主人公かどうかは定かではありません。プレイヤーはPLAYERとだけ表記されています。

対戦相手は、九天玄女、虎力大仙、じ大王、にせ悟空、賽太歳、太上老君、牛魔王、法明和尚、二郎真君、霊感大王、鎮元子、九霊元聖の12人が登場します。それぞれのキャラクターには個性が設定されていて、個々に打ち筋が異なります。

実際の西遊記とのイメージがあっているのか、強さが適当なのかは判断が難しいところです。ちなみに個々のキャラクターは名前だけしか表示されませんので、グラフィックでイメージするなんて事も出来ないです。

実戦モードと研究モードのふたつのモードがあります。実践モードでは、上級、中級、初級があり、それぞれのレベルに合わせて面子がランダムで決まります。

本作の特徴のひとつが研究モードです。研究モードでは、12人から師匠を選びプレイする事が出来ます。そして、指導をオンにすれば、それぞれの師匠の打ち筋にあった捨て牌を教えてもらう事が出来ます。また、手牌をオープンにして対局する事が出来ます。研究モードでは対戦相手も自由に選ぶことが出来ます。

食い断、積ウラ、西入、一発、三連刻、四連刻、大車輪、八連荘、馬、不聴罰などのルールの有り無しを設定する事が出来ます。

麻雀ゲームとしてはシンプルでイカサマも無く、それ故に難易度が高いと感じる作品です。そういう点を考えると、打ち筋を学べる研究モードの価値は高いと言えるのかもしれません。ひとつ気になるのは、研究モード以外で自由に対局相手を選べないというところでしょうか。一応、レベルに応じた対局相手が選ばれるという事にはなっているのですが、それだったら、自由に選べるモードがあったも良かったのではと思ったりします。まあ、研究モードで指導を受けないで対局すれば良いだけの話なのですが、ちょっとだけ気になりました。

麻雀悟空シリーズとして、PCエンジンやスーファミでも続編が登場しています。そちらも硬派な麻雀ゲームと言うのは引き継がれていますがグラフィックの追加などもあり、西遊記要素と言うのも大幅に増しています。何で西遊記なのかなと少しだけ思ったのですが、麻雀、中国からの連想なのかなと思いました。


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