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ガルフォース

ジャンル:シューティング
メーカー:HAL研究所
発売日:1986年12月10日
ハード:FC

概要

アニメ、ガルフォース ETERNAL STORYを題材としたシューティングゲームです。アニメでお馴染のキャラが登場しますが、捕らわれた仲間を助けて敵と戦うという感じで、物語としてはあまり原作とはかかわりない感じです。

ゲームは地上ステージと宇宙ステージに分かれています。最初は地上ステージから始まり、途中にある宇宙への発射台に乗る事で、宇宙ステージに移動できます。移動できる宇宙ステージは複数あり、自分で攻略するステージを選択する事が出来ます。この時、発射台を通過すると敵の激しい攻撃を受けるので注意が必要です。また、最終的には全ての宇宙ステージをクリアする必要があります。

宇宙ステージごとに仲間が捕らわれていて、クリアすると救出する事が出来ます。仲間を救出すると、救出した仲間ごとに決められた形に自機を変形させる事が出来ます。サイド攻撃や後方攻撃が可能になるなど、かなり特徴があるので、苦手なステージがあれば、他のステージをクリアして、新たな変形を試してみるというのもひとつの方法です。

自機にはウイングが付いていて、変形の際には、ウイング部分が変形する事になります。敵の攻撃を受けても、すぐにミスとなる訳では無く、一定のダメージを受けるとウイングが片方ずつ壊れて、最終的に両方のウイングが壊れた状態で攻撃を受けるとミスになります。そのため、ノーダメージでクリアを目指すというよりは、多少はダメージを覚悟して戦う事が必要です。いかにダメージを少なくしていくかと言うのが大事になっていきます。

特に自機は大きく敵の攻撃は激しいので、当たってもダメージが少ない弾はあまり意識せずに、大きなダメージを受ける攻撃には注意して当たらないようにするなどの対策を考える必要があります。敵の攻撃に負けないようにひたすらに連打して攻撃するという感じのゲームです。

キャラクター物として考えると、ファミコンでのキャラクターのグラフィックと言う事もあって少し微妙な感じもしなくはありませんが、シューティングとしてはそれなりに楽しめる感じはします。

ただ、結局はひたすら連打勝負と言う感じで、変形が上手く活かされるステージ構成になっているのかも良く分からなかったり、変形に時間が掛かるので必ずしも使い勝手が良くなかったりと、少し微妙に感じる部分もあります。

ミスした場所によっては、ステージをやり直しになってしまう部分は、ちょっと理不尽に感じてしまい気になります。派手に敵と戦えて爽快感を楽しめる作品だったので、余計にもう一工夫あれば良かったのにと思ってしまう作品でもあります。


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