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もえろツインビー シナモン博士を救え!

ジャンル:シューティング
メーカー:コナミ
発売日:1986年11月21日
ハード:FC

概要

ツインビーシリーズの第2弾です。前作はアーケードからの移植でしたが、本作はファミコンのディスクシステムのオリジナルタイトルとして登場しています。物語としては新たな敵ガトランティスに連れ去られたシナモン博士を救うために戦うとなっています。ゲームとしては直接関係するわけではありませんが、設定としては前作から100年後が舞台になっていて、シナモン博士は優秀な頭脳を休めるため、前作の戦いの後、100年間冷凍睡眠に入っていて目覚めたなんて事になっていたり、今回はスパイス大王と戦った2人の息子の孫となっていたりします。

基本的なゲームの雰囲気は前作と変わりません。雲を撃ってベルを出して、ベルの色を変えてパワーアップする点なども変化はありません。大きく変わったところとしては前作は縦方向スクロールのステージだけでしたが、本作では横スクロールのステージが加わっています。

縦方向スクロールのステージは前回と同様、対地と対空のショットが分けられていて、敵の弾が当たるとアームが壊れて対地のショットが打てなくなったり、一度だけアームが回復する救急車が登場したりと基本的な部分では変更がありません。

横スクロールでは操作が異なります。まず、対地と対空のショットはひとつのボタンで発射されるようになり区別はありません。代わりにあるのが上方向に発射されるハートです。このハートは敵を攻撃する事は出来ませんが、ベルを撃つことは出来ます。ショットでベルを撃つことも可能なのですが、それだとなかなか撃ちづらくハートを上手に使ってベルの色を変える事がポイントになります。

ベルや地上物を破壊して現れるパワーアップの種類も増えています。

また、コントローラーが別に必要になりますが、3人同時プレイが可能になっています。ちなみに2Pはウインビーで前作と同じですが、3Pとして新たにグインビーが登場しています。複数人でプレイした時には合体攻撃も出来ます。

ミスした時に魂が出現するようになっています。この魂を取る事でパワーアップを引き継ぐ事が出来ます。この魂は複数人プレイの時は、他の人でも受け継ぐ事が出来ます。ただし、魂を取ってパワーアップすると、ミスした時に魂は出なくなります。

パワーアップを引き継げる要素などもあり、前作と比べると難易度としては控えめになっている印象です。横方向スクロールステージのベルが取りにくいというのがちょっと難点な気がするのですが、敵の攻撃がそんなに激しい感じではないので、無理してパワーアップしなくてもどうにかなってしまう部分もあります。

後にロムカセット版も登場していますが、そちらは難易度選択が出来るようになっています。


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