子猫物語-おきらくゲームソフト事典-

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子猫物語

ジャンル:アクション
メーカー:ポニーキャニオン
発売日:1986年9月19日
ハード:FC

概要

映画、子猫物語をモチーフとしたアクションゲームです。主人公の子猫、チャトランを操作して冒険します。ステージは12ヶ月に分かれていて、それぞれ昼と夜があり、全24ステージとなっています。季節ごとに背景や敵キャラなどが変わっていきます。ゴールにたどり着けば、ステージクリアとなりますが、様々な虫や動物などが邪魔してきます。邪魔してくる虫や動物に触れるとミスになってしまいます。

木に乗ると果物が落ちて、それによって攻撃をする事が出来ます。また、果物は一定数取ると1UPします。もうひとつ、タマゴが出る時もあります。タマゴは取ると攻撃に使う事が出来るのですが、取った数しか使えないので無駄には出来ないです。タマゴの中には赤いタマゴがあり、それを取ると、ミスするまで、無制限でタマゴで攻撃する事が出来るので少し有利になります。たまに文字が付いたタマゴも出現して、その文字、HELPを集めると、映画でもお馴染のプー助が助けに来てくれたりします。

アクションゲームとしては、ステージの構成が同じような感じで、とても単調に感じてしまいます。それでいて、24ステージあるので結構長く感じてしまいます。敵として登場するキャラクターにはどっかの某スーパーマリオで登場するキャラクターに似ているなと思ってしまうのがいたりします。

ステージの構成はちょっと意地悪な感じで、先が見えないところに進むといきなり敵が出てきて、ミスになってしまうなんて事もあります。慎重にプレイする事が求められるのですが、その分、テンポが悪くなる気がします。更にタマゴの攻撃と言うのも独特で、真下にしか攻撃できない上、その落下速度もあまり速くないために思ったように攻撃するのはなかなか難しいです。ギリギリのジャンプを求められる場面も多くて、見た目の雰囲気と違って難易度は高めな感じです。

ステージを進めると、最後にボスのようにクマが登場するようになります。このクマ、踏むか、タマゴを当てるかで攻撃するのですが、攻撃を加えると、なぜか、徐々に地面に沈んでいくというとってもシュールな事になっていきます。最後の方になると顔だけがちょっとだけ出ている感じで、どういう事になっているのか疑問に思ってしまいます。

全体的に可愛らしい雰囲気なゲームなだけに余計に不思議な感じを受けてしまいます。よく考えてみると、取ったタマゴを落して攻撃するというのも意外とシュールかもしれないと思ってしまいました。


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