バレーボール-おきらくゲームソフト事典-

おきらくゲームソフト事典-> FC(4)-> スポーツ-> ハ行-> バレーボール

バレーボール

ジャンル:スポーツ
メーカー:任天堂
発売日:1986年7月21日
ハード:FC

概要

タイトル通り、シンプルなバレーボールのゲームです。任天堂のタイトルそのままのスポーツゲームのシリーズのひとつでもあります。ちなみにディスクシステムで登場していて書き換えのランキングとしては、上位に位置していたようです。

1人プレイと2人プレイが楽しめますが、1人プレイでは日本チームを操作して、各国のチームと試合をする事が出来ます。ソ連、中国、アメリカ、キューバ、ブラジル、韓国、チュニジアの各国のチームが存在し、この順番でチームの強さが決まっています。また、男子と女子を選べて、男子は女子に比べるとスピード感が増しています。2人プレイでは好きな国を選んで対戦する事が出来ます。

ゲームとしては、サーブ、レシーブ、トス、アタックとバレーとして基本的な要素をきちんと備えています。特別に派手な事は出来ないのですが、その分、シンプルにプレイする事が出来ます。ブロックやアタックでフェイントを入れる事も可能ですが、その際にどのプレイヤーを動かす事が出来るのかと言うのが判断する事が難しい時があります。トレーニングと言うモードが用意されていて、トレーニングモードであれば、どの選手を操作する事が出来るのか、色ではっきりと示されますので、まずはトレーニングモードできちんと操作を覚える事が攻略のポイントになります。

ちなみに当たり前ですが、当時のバレーボールのルールになっていて、15点制でサーブ権を持っていないと得点する事が出来ません。現在のラリーポイント制で25点とはルールが異なっているので注意が必要です。子供時代、こちらのルールでバレーを見ていた世代としては、このルールの方が馴染みがあるなと思ってしまうのですが、このルールを知らない世代だと違和感を感じるのかもしれません。実際にプレイして見ると、サーブ権が無いと得点にならないため、点が入らない状態が続く事も多く、15点制なのですが、なかなか試合が先に進まない事もあるなと思ってしまいました。

キャラクターの動きがどことなくコミカルな感じもする作品で、その印象も強く残っています。

全体としては、勝ち抜きのモードやトーナメントのモードがある訳でもなく、本当にシンプルな作りのバレーボールのゲームと言う感じです。ファミコンでは初のバレーボールのゲームなのですが、バレーボールのゲーム自体、それほど多い訳では無いので、そう考えるとちゃんと遊べる内容のゲームとしては、貴重なゲームと言えるのかもしれません。


このエントリーをはてなブックマークに追加

おきらくゲームソフト事典 Topへ
Copyright (C) 2011-2021 うかりこ. All Right Reserved
プライバシーポリシー・免責事項