ゼルダの伝説-おきらくゲームソフト事典-

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ゼルダの伝説

ジャンル:アクション
メーカー:任天堂
発売日:1986年2月21日
ハード:FC

概要

ディスクシステムと同時に発売されたタイトルの1つです。ゼルダの伝説シリーズとしても第1弾となります。

リンクを操作して、ゼルダ姫を助けるため、力のトライフォースを奪ったガノンを倒す事が目的です。ガノンを倒すには、8つに分かれた知恵のトライフォースを集める必要があり、各地にある迷宮を巡って知恵のトライフォースの欠片を集めていきます。

リンクの基本的な武器は剣で、その他にアイテムを取る事でブーメランや爆弾、弓矢などを使う事が出来ます。アイテムはお店で買う事が出来る物もありますが、攻略に重要なアイテムは迷宮に隠されている場合が多いです。

迷宮はLEVEL1から8に分けられていて、基本的には順番に攻略していくことになります。迷宮にはカギがかけられている扉や爆弾で壊して進めていく壁、敵を倒して開く扉、仕掛けで見つかる階段などがあり、それらを見つけながら先に進んでいきます。単にボスを倒してトライフォースの欠片を集めるだけでなく、隠されたアイテムをきちんと見つけていかないと先に進めなくなるので注意が必要です。

改めて振り返ってみると、序盤はスムーズに進める事が出来るのですが、後半になると迷宮の入り口を見つけるのも大変になります。ヒントは一応あるのですが、現在のゲームのような分かりやすい物ばかりではないので、なかなかノーヒントで全てを見つけるのは大変なのかなと思いました。

それでも表面であれば、どうにかなるのかもしれないと思うのですが、一度、クリアした後に登場する裏面、通称、裏ゼルダは更に難易度を増して、かなりの難易度になっています。表面をクリアした人向けと考えれば、難易度が高い事は納得は出来ますが、ほぼノーヒントで迷宮を見つけなければいけなかったりする点は理不尽だったかもしれないと思ってしまいました。

ディスクシステムのゲームだったという事で、迷宮に入る際の読み込みの時間があったりしたのも印象的でした。音楽も魅力的なゲームで特に笛の音と言うのはとても記憶に残っています。

後にシリーズ化される作品なのですが、裏ゼルダをクリアした時に、はっきりと1と示されているので、当時からその認識があったのかもしれません。ファミコンの末期にカセット版と言うのも出ていたりするのですが、そちらはよりはっきりと1が強調されていたりします。ただ、続編であるリンクの冒険や後のシリーズを見るとナンバリングを示す数字がはっきりと示されたのは、ほとんどないですから、そういう意味ではとても珍しいと感じてしまいます。


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