クレイジークライマー-おきらくゲームソフト事典-

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クレイジークライマー

ジャンル:アクション
メーカー:日本物産
発売日:1986年12月26日
ハード:FC

概要

クライマーを操作して超高層ビルを上っていくというアクションゲームです。ゲームの目的としてはシンプルですが、設定としてはなぜ上るのか、なぜ妨害する敵がいるのか、なぜ謎の巨大生物がいるのかなど、ちょっと考えると結構シュールな事が多い作品だなと思ってしまいます。説明書にはほのぼのコミカルアクションゲームなんて書かれているのですが、クライマーに対する攻撃は激しくて、表情ほどほのぼのしていないで、どちらかと言うと狂気さえ感じてしまうゲームです。

制限時間内に最上階にたどり着き、待ち受けている乗り物に掴まる事が出来ればステージクリアになります。元はアーケードゲームで、ファミコン移植版になっています。アーケード版に加えて、ステージや敵、オリジナルのアイテムなどが追加になっていて、単純な移植ではなく、パワーアップした作品になっています。

また、隠しアイテムのカギを見つけると、隠し部屋に入る事が出来る要素もあります。隠し部屋にあるメダルを全て集めてクリアすると、特別なステージが始まりますので、本当のクリアを目指すのであれば、メダルを全て集める必要があります。このメダルの配置は少し意地悪で、ひとつのステージに1個とは限らず、複数あるステージもあれば、ひとつもないステージもあったりしますので注意が必要です。

アーケード版ではレバー2本で操作するという特徴がありましたが、ファミコン版でもそれを意識した作りになっています。1コンと2コンの十字キーを使ってそれを再現するという仕組みになっているのですが、それぞれのコントローラーを左右に縦に持って操作する形になります。同梱のクライマースティックと言うのがあり、それを使う事でよりリアルに再現できるようになっています。

この独特の操作に慣れる事が出来るのかと言うのがゲームの大きなポイントです。慣れてくれば、思い通りに操作できるようになるので、敵が落してくる障害物を華麗に避けたりする事も出来すが、慣れないとただ上るだけで四苦八苦してしまい、それどころではないです。

少し厄介なのが隠し部屋の操作は1コンで、しかも通常の横持ちの状態である事です。ビルに上っているそのままの状態で操作すると訳が分からなくなってしまいます。

操作性も含めて、難易度は高めのゲームです。特にメダルを集めてたどり着く、特別なステージの難易度は高いです。ポイントとしては、アイテムを着実に取る事で、アイテムの位置をしっかりと覚える事が攻略には重要になります。


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