メトロクロス-おきらくゲームソフト事典-

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メトロクロス

ジャンル:アクション
メーカー:ナムコ
発売日:1986年12月16日
ハード:FC

概要

傷だらけのランナーを操作して謎の地下通路を走り抜けるゲームです。設定としてはとてもシュールで意味がありそうな、なさそうな感じですが、ゲームとしてはとても分かりやすく、制限時間内にゴールにたどり着けばクリアとなります。ちなみにたどり着かないとこれまた何故だか分かりませんが感電させられてゲームオーバーとなります。尚、プレイヤーの傷だらけのランナーはゲームデザイナーの方がモデルになっているそうで、アゴなどに特徴があるそうです。

地下通路にはハードルやスリップゾーン、ドラム缶など、さまざまな障害物があり、ジャンプなどで上手く避ける必要があります。結構、大事なのがジャンプ台で、上手くジャンプする事で距離を稼ぐ事が出来ます。タイミングを合わせてボタンを押す事が必要なのですが、実はジャンプのボタンを事前に押しっぱなしにしておけば、わざわざタイミングを合わせる必要はありません。ジャンプ台だらけのラウンドもありますので、このやり方はちゃんと覚えておいた方が良いです。

アイテムとしては缶が重要になります。踏むことでなぜか時間がストップします。また、スペシャルドリンク缶と言う取って使うとスピードが上がる缶もあります。この缶も踏めば時間が止まるので、どっちの効果を期待するのかは状況に応じて考える必要があります。缶をたくさん踏むと、スペシャルブーツと言う一定時間無敵になるアイテムが出てくるのですが、障害物だけでなく、アイテムの類もすり抜けてしまうので、場合によっては不利になる場合もあるので気を付ける必要があります。

4ラウンドで1ステージと言う構成になっていて、最初の3ラウンドのクリア時に残っていた制限時間が最後の4ラウンド目の制限時間に加えられます。4ラウンド目は難易度が高いケースが多いので、先の3ラウンドを出来るだけ余裕を持ってクリアする事が重要になります。

1度のミスでゲームオーバーと言うのが結構シビアな感じです。一応、コンティニューはあるのですが、4ラウンドで1ステージと言う構成のため、コンティニューは区切りのステージから始まる事になります。仕方が無いとはいえ、ギリギリでクリアしたステージを再度やり直ししないといけなくなるので大変です。

32ラウンドで全てクリアとなりますが、クリア後には制限時間が1秒少なくなって、また1ラウンド目から始まります。その後、また全ラウンドクリアすると更に1秒少なくなって、最初からのスタートとなり、これが繰り返されます。そのため、物理的にどうやってもクリア出来ないという面がいずれ出てきます。ステージによっては、ギリギリの所でも裏技やアイテムの使用で乗り切れるところもあるみたいですが、裏技やアイテムに期待出来ないステージになるとどうにもならなくなってしまいます。

設定とか、深く考える事なく楽しめる作品ですが、先のステージに進むほど、制限時間が厳しくなるので、コースをちゃんと覚えて攻略する事が必要になってきます。


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