長靴をはいた猫 世界一周80日大冒険-おきらくゲームソフト事典-

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長靴をはいた猫 世界一周80日大冒険

ジャンル:アクション
メーカー:東映動画
発売日:1986年11月21日
ハード:FC

概要

アニメ映画、長靴をはいた猫 80日間世界一周を題材としたアクションゲームです。ペロを操作して、80日間で世界一周をする事が目的になっています。基本的にはゴールまでたどり着けばクリアとなりますが、ステージによっては最後にボスが登場します。ステージによって移動手段が異なり、徒歩のステージもあれば、船や車、潜水艦、氷上ヨット、気球などステージに合わせて登場します。

邪魔する敵を攻撃して倒しながら進んでいきます。アイテムとして長靴が登場しますが、向きや色によって効果が異なり場合によっては不利になる事もあるので、注意が必要です。80日と言う時間制限はゲーム開始時からトータルで計測されていて、途中で時間が過ぎてしまうと問答無用でゲームオーバーとなってしまいます。

アクションゲームの作りとしてはありがちな感じなのですが、いろいろと問題点が多いとされる作品です。グラフィックが貧弱なのは、当時のファミコンの事を考えれば仕方がない部分はあるのかなと思うのですが、一番厳しいと思うのがアイテムである長靴の区別がなかなかつかない事です。

長靴の効果としてパワーアップの他に残り時間を一気に減らすというものもあり、これを間違えて取ってしまうとかなり苦労する事になります。更にミスした時は最初から始まり、しかも、時間経過はそのままという事になりどんどん厳しくなっていきます。このアイテムと時間経過のシステムをもう少しどうにかすれば、もう少しちゃんと遊べた作品になったのではと思います。

ゲームなので、細かい時間経過にツッコミを入れても仕方がないと思う部分はあるのですが、ラストステージ、ビック・ベンを何日もかけて上る事になっているのはどうなんだろうなと少し思ってしまいました。

ステージごとに様々な乗り物が登場する場面などは、それなりに楽しめる感じはするのですが、全体としては同じような感じのステージが延々と続くので、退屈に感じてしまう部分も多いです。敵の攻撃が激しい場面があり、不思議な動きをする敵の出現など、難易度としては高めです。それなのにコンティニューも用意されていないので、クリアするのはかなり大変です。頑張って先に進んだと思ったら、時間切れとなるのは結構切なかったりします。

攻略のポイントとしては、長靴の区別をちゃんとする事。そうすれば、時間は比較的余裕を持ってプレイする事が出来ます。一部のステージでは長靴の色が違っていたりするので、それに惑わされないようにすることも重要です。


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