ファミリートレーナー アスレチックワールド-おきらくゲームソフト事典-

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ファミリートレーナー アスレチックワールド

ジャンル:その他
メーカー:バンダイ
発売日:1986年11月12日
ハード:FC

概要

専用のマット型コントローラー、ファミリートレーナーを使ってプレイする作品の第1弾です。ファミリートレーナー同梱のソフトでもあります。

かきね草原、けもの山道、トンネル砦、丸太橋、いかだ川の5つのステージがあります。かきね草原は柵をジャンプで飛び越えて進んでいきます。突然、出てくるモグラに気を付ける必要があります。けもの道は前後から来るイノシシをかわしながらゴールを目指します。トンネル砦は急な坂道が特徴でダッシュで一気に駆け上る事が求められます。コウモリも出てくるので避ける必要があります。丸太橋は片足でのケンケンを上手く駆使して進める必要があります。カエルを上手に避ける事も必要です。いかだ川はいかだに乗って進めます。他のコースと違って自動的に進んでいきますが、丸太や魚は避ける必要があります。

ゲームモードは3つあり、トレーニングモードは各コースを自由に選んでプレイする事が出来ます。ビギナーモードは5つのステージを順番にプレイします。エキスパートモードはビギナーモードと同様に5つのステージをプレイしますが、動物が登場して難易度が上がっています。ビギナーモード、エキスパートモードでは各コースの結果によって級が認定されたりします。

本当に分かりやすく体力が必要なゲームです。特にトンネル砦の坂道はかなりハードです。単独のコースでやるのであれば、どうにかなるかもしれませんが、続けてやるビギナーモード、トレーニングモードでは更に大変になります。体力がある子供時代であれば、どうにかやり遂げる気力はあるかもしれませんが、大人になった後ではやり遂げる自信はないです。本当であれば、そういう運動不足の大人がやった方が良いのかもしれません。そういう意味では運動不足にはうってつけの作品と言うのは間違いない気がします。ただ、毎日のように続けようとすれば、それはそれでかなり大変と言う感じになります。

問題なのはドタバタとうるさい事。一生懸命になればなるほど、うるさくなるので注意が必要です。一軒家であれば、まだうるさくても良いのかもしれませんが、そうでない場合は周囲に迷惑をかける可能性もあるので、より気を付ける必要があります。こういう点は日本ならではの住環境の問題と言えるのかもしれません。

このファミリートレーナー、シリーズとしては国内で10タイトルが出ていて、ファミコンの専用コントローラーを用いたゲームのシリーズとしてはそれなりに続いていくことになります。


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