スーパースターフォース 時空暦の秘密-おきらくゲームソフト事典-

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スーパースターフォース 時空暦の秘密

ジャンル:シューティング
メーカー:テクモ
発売日:1986年11月11日
ハード:FC

概要

スターフォースの続編です。ただ、スターフォースが純粋なシューティングゲームだったのに対して、謎解きのアクションステージが追加されていたりとゲームとしては、違った感じの作品になっています。

物語としては、前作では結局、謎のままに終わってしまったゴーデスの謎を解く事が目的となっています。前作と同様のシューティングステージと時の秘石を求める地上のアクションステージに分かれています。シューティングステージでは敵を倒すことによって、スコアのような感じで時間を得る事が出来ます。

この時間は他の時代に移動するために使用したり、アイテムを購入する際のお金として使えたり、アクションステージではライフにもなったりといろいろと活用する場面があるので、敵をちゃんと倒して貯めておく事が必要になります。また、別の時代への移動や地上ステージの入り口を見つけるのもシューティングステージで行います。地上ステージでは時の秘石を見つける事が主な目的となりますが、隠された場所を発見したりする必要もあり、探索と言う意味では難易度が高いです。

時間がテーマになっているだけあって、過去を変える事で未来に影響を与えて、新しい地上ステージに入れるようになったりします。例えば、未来では倒せない敵を過去に戻ってタマゴの時に倒す事で、その未来が変わるというような事があります。この関連を見つけるのが最初は分かりやすいのですが、先に進めるに従って難しくなるので大変です。

しかも、この時代のゲームですから、ヒントが必ずしも十分ではないので余計に苦労させられます。更に、パスワードによるコンティニューも無いので、一度にクリアしないといけないというのもかなり大変です。それでもどうにか頑張って進めていってもノーヒントでは真のエンディングにたどり着く事が困難です。

苦労してたどり着いたエンディングが何とも言えないバッドエンドと言うのは切ないですし、そこから、やり直すにはまた最初からとなるのが悲しくなってしまいます。せめてパスワードでもあって、少し前からやり直す事が出来れば、いろいろとチャレンジする気力も出て来たのにと思ってしまいます。

難易度の問題はあるにしろ、本作単体と見れば、ステージ間のつながりや探索など面白い要素はあり、楽しめる作品ではあります。ただ、これがスターフォースの続編として登場している事を考えると複雑な気持ちになってしまいます。前作が純粋なシューティングであっただけに、そういうゲームを期待してプレイすると違和感を感じてしまいます。そういう事もあって、後継作品としては本作よりもスターソルジャーの方が相応しいような気もしてしまいます。


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