うる星やつら ラムのウェディングベル-おきらくゲームソフト事典-

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うる星やつら ラムのウェディングベル

ジャンル:アクション
メーカー:ジャレコ
発売日:1986年10月23日
ハード:FC

概要

漫画でアニメ化もされていた、うる星やつらのゲームです。ゲームとしては主人公がラムのアクションゲームで、原作でもお馴染のキャラクターが多数登場しますが、物語としては原作とつながるものはない作品です。

物語としては、子供時代のラムからスタートして、ステージを進めて大人になって、結婚に至るまでと言うお話になっているのですが、ゲームとしては、スタート地点から屋上を目指してたどり着くと次のステージに進むという形になっています。上の階に進むためにはステージのつながりをちゃんと理解しておく事が必要になります。

原作を知っているとラムが空を飛べなかったり、敵キャラなどで違和感を感じる部分は気になりますが、ゲームなので、多少はやむを得ないのかなと思います。ただ、何故だか、時間が経つにつれ、建物が下から燃えてくるのがとってもシュールです。火事からの脱出と言う事なのかもしれませんが、次のステージも同じではなぜいつも燃えているんだろうと思ってしまいます。時間制限を表しているのだとは思うのですが、それだったら単に制限時間を付ければ良かったのではと思ってしまいました。

難易度としては意外と難しめで、ステージの構成や仕掛けをちゃんと理解しておかないと、制限時間が厳しくなります。特に後半のステージではひとつ間違うと、火が一気に迫ってきてしまいます。逆にある程度、攻略のパターンが分かってしまうと、難易度は一気に下がります。

元々はアーケードゲームのモモコ120%と言うゲームがベースになっていて、モモコ120%のキャラクターがうる星やつらの物に変えられてファミコンに移植されたのが本作となっています。

ちなみに火事が起きてというシュールな感じと言うのは、元のゲームからも感じられます。一応、設定としては火の国のモンスターに追われているという火事になる理由があるようですが、無理矢理な感じがしてしまいます。

謎なのか、謎で無いのかは分かりませんが、元のゲーム、モモコ120%の段階でうる星やつらのテーマソング、ラムのラブソングが使われていたというのも話題になる事も多いようです。

元々、うる星やつらのキャラクターを使った移植版の予定があったから使う許可があったとか、無許可で使った事がきっかけでファミコン移植版はうる星やつらのキャラクターになったとかいろいろと言われているみたいですが、事実ははっきりしないようです。権利関係に関しては曖昧な部分が多い時代でしたから、余計にいろいろと想像させてしまうところだなと思ってしまいました。


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