高橋名人の冒険島-おきらくゲームソフト事典-

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高橋名人の冒険島

ジャンル:アクション
メーカー:ハドソン
発売日:1986年9月12日
ハード:FC

概要

ファミコン世代の人にとっては知らない人はいなかったのではと思えるほどの人気があったハドソンの高橋名人が主人公のアクションゲームです。ゲームとしては、キュラ大王にさらわれた恋人のティナを助けるために冒険するという話で、お話としてはよくある感じのアクションゲームです。ただ、難易度は高めです。

最初の方のステージは慣れれば快適に楽しむことが出来るのですが、中盤以降、特に終盤は恐ろしい難易度に変化します。普通にやってこのゲームをクリアする事が出来るのはよほどの上級者だと思います。

実はこのゲーム、元になっているゲームがあります。ワンダーボーイと言うアーケードゲームが、それにあたるのですが、キャラクターが変わっている以外は難易度もしっかりと受け継いでいます。

ゲームオーバー後のコンティニューは一応あるのですが、パスワードではないので、一度電源を切ると、また最初からやり直しになります。ちなみにコンティニューは裏技扱いで、隠しアイテムと取って、隠しコマンドを入れる必要があります。ただ、これ自体は当時も知られていた技だった記憶はあります。

バイタリティがあるので、一見、ライフ制に見えるのですが、実際は時間経過によって減り、しかも、敵の攻撃に当たるとすぐにミスになるので、実際には制限時間を示しているに過ぎないです。フルーツを取る事で回復させる事が出来るのですが、これも後半に従って厳しくなっていきます。単純にアクションが厳しくなるだけでなく、この制限と言うのもかなりきつくなります。

それとは別に意外と各ワールドの最後に出てくるボス、キュラ大王は以外と弱かったりします。ステージが進むごとに耐久力は上がっていくのですが、基本的な攻撃パターンは変わらないので、同じような感じで攻撃すれば簡単に倒せてしまいます。

現在だと、バーチャルコンソールで遊ぶ事が可能です。元になったワンダーボーイも、アーケードアーカイブスで遊ぶことが可能みたいです。とは言え、困難なステージはなかなかクリアする事は難しそうな気もします。セーブ機能とかあるので、根気よくやれば、どうにかなるかもしれませんが、そこまでの気力が続くかは難しい気もします。

ちなみに、高橋名人の冒険島は本作以降、続編が出てシリーズ化されていきます。そちらは元のワンダーボーイとは離れてオリジナル路線を取る事になります。最終的にファミコンのゲームソフトとしては、最後の作品になるのが、このシリーズの第4弾になるというのもなかなか興味深い所ではあります。

プレイ動画



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