バベルの塔-おきらくゲームソフト事典-

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バベルの塔

ジャンル:パズル
メーカー:ナムコ
発売日:1986年7月18日
ハード:FC

概要

主人公のインディーを操作して、L字型のブロックを並べて、出口にたどり着く事が目的のアクションパズルゲームです。ブロックを持てる回数には限りがあるので、その制限を考えて、ブロックを移動させる事が必要になります。

また、ブロックの並べ方にもコツがあり、例えば、左右どちらから持つかによって、置いた時の向きが変わったり、階段状に並べる事で、ブロックを繋げて配置する事も出来ます。また、インディーの邪魔をする敵も現れるのですが、ステージによっては、敵の特徴を上手に活かさないとクリアする事が出来ない場合もあります。

ステージによって、難易度が大きく変わり、ステージをじっくり見れば、クリアまでの道筋がちゃんと分かるステージもあれば、ブロックを実際に動かさないとどうなるのか、想像も出来ないので、試行錯誤を繰り返さないとなかなかクリアの方法が分からないステージもあります。

順調に行っていると思ったら、最後の最後で1個ブロックが足りなくなり、最初の段階でブロックを用意しておく必要があったと気が付いた時のガッカリ感は半端ないです。しかも、その1個を用意したら、今度は途中がダメになり、そのやり方はダメだったと気づくみたいな事も多かったりします。それだけ苦労する分、クリアした時の感動はかなり大きくなります。

アクション性も意外と大きくて、敵の誘導と言うのもひとつの重要な要素になります。そこで手数をかけてしまい、最後に回数が足りなくなるという悲劇もあったりします。

8ステージごとにビッグパスワードと呼ばれる最後のステージをクリアするために必要なパスワードを得られるステージが登場するのですが、そのステージの攻略のヒントがゲーム中には一切ないというのが切ないです。適当に操作していると出現する場合もあるのですが、全く出ない場合もあって苦労します。

当時は、最終的に最後のステージでは出てこないビッグパスワードは全部総当たりで試してみて、クリアしました。今だとネットでヒントを公開しているサイトもあるので、それを参考にすれば、出現させる事はそれほど難しくはないです。

出現方法を見ると、普通にやっては絶対に気が付かないだろうと思う物もあって、当時、自力でそれを見つける人が本当にいたのかは疑問に思ってしまいました。1周クリアすると、難易度が上がった裏バベルの塔と呼ばれるステージが始まります。ただでさえ難易度が上がっているのですが、それに加えて、ブロックを持てる回数が回復するアイテムをとっても回復しないという仕様になっていて、更に悩まされる事になっています。

シンプルにプレイしていて楽しいと感じるゲームで、たまにプレイしたくなります。今だとバーチャルコンソールで登場しているので比較的プレイしやすいです。また、PSで出たナムコアンソロジー1にアレンジ版も含めて収録されているそうです。こちらはゲームアーカイブスでプレイできるそうです。しかも、このアレンジ版ではビッグパスワードに関するヒントも得られるそうで、それなら自力でクリアする事も出来るのかもしれないです。

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