東海道五十三次(FC)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：アクション
メーカー：サンソフト
発売日：1986年7月3日
ハード：ＦＣ

主人公のカン太郎を操作して、隅田川で花火を打ち上げるため、そして、許嫁に再会するため、京都から江戸を目指します。新しい火薬の製造方法を知っているカン太郎を狙って襲ってくる敵を倒しながら旅をします。ゲームとしては、ゴールを目指して進んでいくタイプのアクションゲームになっています。

カン太郎は、かんしゃく玉を投げて攻撃する事が出来ます。このかんしゃく玉での攻撃と言うのが少しコツがいります。飛ぶ方向にクセがあり、しかも、時間が経つと爆発するので、意図したように爆発させるには慣れる事が重要になります。また、足元に爆弾を置いて、爆発のタイミングと敵が来るのを合わせるテクニックも重要になります。

攻略に重要なのが隠されたアイテムです。刀、手形、小判、お札があります。刀、手形、お札は特定の敵に対して効果を発揮し、小判は様々な場面で活用する事になります。これらのアイテムは隠されていて、かんしゃく玉を破裂させる事で見つける事が出来ます。いかにもと言う感じの場所に隠れている場合が多いので、敵を避けるだけでなくちゃんとアイテムを探す事が必要になります。アイテムが無いと攻略が難しくなるところもあるので、どこに出現するのかも把握しておく事が重要です。

難易度としては高めです。最初の方では敵の攻撃が激しくないのでいきおいで進める事も出来るのですが、後半は敵の攻撃が激しくなるので、ちゃんと対策をしていかないとクリアは難しくなります。早い内にかんしゃく玉での攻撃方法、それぞれの敵の対処方法をちゃんと理解しておく必要があります。また、ステージクリアに小判が必要なステージもあり、足りないとどうしようも無くなってしまう場面もあるので特に小判の枚数には注意をしておいた方が良いです。

ステージはタイトル通り、東海道五十三次をモチーフとしています。そのため、その場所に合わせた背景なども再現されています。細かい所で再現されている物に気が付くと、ちょっとした面白さを感じる事が出来ます。

ゲーム内容とは直接関係ありませんが、正式タイトルは、かんしゃく玉投げカン太郎の東海道五十三次と言うやたらと長いタイトルだったりします。ちゃんとした正式タイトルにして、紹介するべきか少し悩んだのですが、ちょっと長すぎる感じもしますし、こっちのタイトルの方が一般的だと思ったので、東海道五十三次と言う書き方にしています。もしかして、後で心が変わりして変更する可能性も０では無いです。

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