チョップリフター(FC)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：シューティング
メーカー：ジャレコ
発売日：1986年6月26日
ハード：ＦＣ

ヘリコプターを操作して、仲間を救出することが目的の横スクロール型のシューティングゲームです。物語としては、ロードランナー、バンゲリングベイと合わせてバンゲリング帝国三部作となっていて、バンゲリング帝国に捕らえられた捕虜を救出する事が目的となっています。ただし、ゲームのプレイ中にそのことを意識する場面と言うのは無かったりします。お話として知らなければ、関連もあまり感じられないというのは、設定を知っていると残念だなと思ってしまうところでもあります。

ヘリコプターの操作と言う事もあってか、操作には独特の慣性が働いたり、旋回して向きを変えたりと、慣れが必要な部分もあります。不自由さも感じるところもありますが、それが本作ならではの特徴となっています。旋回とかちゃんと理解しておかないと思っているところに攻撃する事が出来なかったりしますので、注意が必要です。

クリアには一定以上の仲間を助ける必要があります。仲間は敵の基地に捕らわれているので、まずは敵の基地を破壊する必要があります。敵の基地を破壊すると仲間が現れますが、一度にヘリコプターに乗せる事が出来る数は限られているので、乗せられなくなったら、一度、スタート地点の基地に戻る必要があります。

仲間を助ける際には仲間を死亡させないように注意する必要があります。自機のヘリコプターで潰れてしまう事もあるので注意が必要です。自分のミスで死亡させてしまうと意外と切ないと思ってしまいます。一定数以上、死亡してしまうとクリアする事が出来なくなってしまいます。ちなみに仲間をひとりも死亡させずにクリアするとボーナスポイントを得られる事が出来ますので、ハイスコアを狙うのであれば、全ての仲間を上手く助ける必要が出てきます。

ヘリコプターには、燃料があり、時間と共に減少していきます。燃料は仲間を救出させると回復していきます。ステージは砂漠、海上、洞窟、摩天楼の４ステージがあり、全ステージをクリアすると難易度が上がっていきます。

基本的には敵、砲台をひとつずつ破壊していくのが攻略のコツとなっています。基地に仲間を届けるまでが目的なので、帰りの事も考えて先に倒しておくことが重要になります。

大元はＰＣのゲームでしたが、アーケード版と言うのも登場してからのファミコン版となっています。ちなみにファミコン版のベースとなっているのアーケード版です。

続編と言うのもあり、ゲームボーイで２が、スーファミなどで登場しています。

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