魔界村(FC)-おきらくゲームソフト事典-

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魔界村(FC)

ジャンル:アクション
メーカー:カプコン
発売日:1986年6月13日
ハード:FC

概要

主人公、アーサーを操作してさらわれたプリンセスを助けるために冒険するアクションゲームです。元はアーケードのゲームで、ファミコン移植版になります。

アーサーの最初の武器は槍ですが、短剣、たいまつ、斧、十字架のそれぞれの武器を取る事によって、変える事が出来ます。武器によって、特徴が違いますので、自分に取って使い勝手の良い武器を選ぶ必要があります。

ただし、落ちている武器は取ってしまうと自動的に切り替わってしまうので、意図しない武器が出現した時に取ってしまわないように気を付ける必要があります。敵を避けたくて間違って取ってしまって逆に苦戦するようになるなんてケースもあります。また、武器によっては特定のボスにダメージを与える事が出来ないので注意が必要です。その場合、ボス戦になるまでに武器を切り替える必要があります。何度ダメージを与えても倒せない場合はその可能性を疑った方が良いかもしれません。

アーサーは最初は立派なヨロイを着ていますが、このヨロイが意外と脆く、敵の攻撃を一度、受けただけで壊れてしまい、パンツ一丁の姿になってしまいます。更にこの状態で敵の攻撃を受けると骨になってミスとなってしまいます。パンツ一丁で戦う姿は健気と言うよりもコミカルなのですが、それでも負けじと戦っている姿は切なくなる時もあります。

アーケード版は難易度が高いゲームとして知られていますが、ファミコンでもしっかりとそれは受け継がれています。特に魔界村を象徴する敵として現れるレッドアリーマーが厄介で、このレッドアリーマーをどうやって倒すかが攻略には重要になってきます。一匹ならまだしも複数出て来た時には更に強敵になります。

シリーズ物として続編がいくつか出ていますが、関連シリーズの作品としては、このレッドアリーマーが主役のゲームも出ていたりします。

意外と驚きの事実として、アーサーが20代と言うのに驚きます。シリーズによって違いがあるので、後付けの設定かもしれませんが、見た目ではそうは見えないです。時代背景を考えれば、30代後半、40代ぐらいなら納得も出来そうな気がしますが、見た目としてはもっと年寄りな感じもしてしまいます。

有名なタイトルで人気のシリーズですが、それでいて、シンプルに難易度が高い作品と言うのも意外と少ないような気がします。この妥協しない姿勢と言うのが評価されるところなのかもしれませんが、もう少し難易度が低くても良かったのではと少しだけ思います。特に2周目をクリアしないとダメなところや、十字架を持っていないとラスボスにたどり着けないところはもうちょっと手加減して欲しいと思ったりします。ただ、そういうところが無いのが、硬派なアクションゲームとして評価されているところなのかもしれないです。

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