ツインビー-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：シューティング
メーカー：コナミ
発売日：1986年1月4日
ハード：ＦＣ

ツインビーを操作して、スパイス大王に占領されたドンブリ島を救うため戦うシューティングゲームです。後にツインビーシリーズとしてシリーズ化されたシリーズの第１弾でもあります。

ツインビーは対空と対地の二つの攻撃が出来、それぞれを使い分けて敵と戦います。対地ショットを撃つにはアームが必要なのですが、このアームは敵の弾に当たると壊れてしまいます。アームが壊れると一度だけ救急車が登場し、合体すると修理してもらえます。ただし、二度めは出現しないので、対地の攻撃が出来なくなってしまいます。また、アームが無い状態で敵の弾に当たるとミスになります。

パワーアップは雲を打つと出てくるベルによって行われます。このベルは最初は黄色なのですが、対空のショットを当てると、ショットを当てた数によって、色が変化し、それに応じたパワーアップをする事が出来ます。どの色のベルを取ってパワーアップするかをちゃんと考えてプレイする事が重要になります。特に攻撃型である分身、守備型であるバリアは、同時に取る事が出来ないので、自分のプレイスタイルを考えて取る必要があります。

攻撃型の方が派手に攻撃出来て、敵を倒せるので爽快な感じで楽しめるのですが、敵の攻撃が激しくなる後半だと辛くなります。守備型だと、ある程度、安定してプレイする事は出来るのですが、バリアを取った後に必ず出現する敵の猛攻を受けてしまうと、あっさりとバリアが無くなってしまう事もあるので注意が必要です。また、地上物を破壊して出現するアイテムもあります。

敵はステージごとに野菜と果物、台所用品、文房具などがモチーフになっていて、どことなく可愛らしい雰囲気のする姿で登場します。全体的な色の使い方も含めて可愛いという感じがするゲームです。ただし、難易度は結構高めです。

敵の攻撃が激しくない序盤はベルの色を調節しながら取る事もそれほど難しくはないのですが、敵の攻撃が激しくなってくると、攻撃をかわすので精一杯になり、ベルどころでは無くなってしまいます。そのため、一度ミスをすると、そこから状況を立て直すのは難しくなります。

二人同時プレイも可能で、その場合、２Ｐ側はウィンビーを操作する事になります。二人同時プレイの時には、縦に並んだり、横に並んだりして攻撃する事で、特別な攻撃が用意されています。ちょっとタイミングなどコツが必要だったり、実際、それほど役に立つのか分からない部分もあるのですが、一度は試してみたくなります。

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