バイナリィランド-おきらくゲームソフト事典-

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バイナリィランド

ジャンル:アクション
メーカー:ハドソン
発売日:1985年12月19日
ハード:FC

概要

鏡の迷路に閉じ込められてしまった、ペンギンのグリンとマロンを操作して、出口に導くことが目的のアクションパズルゲームです。

グリンとマロンを同時に動かすのですが、メインに操作する方はコントローラー通りに動かすことが出来るのですが、鏡の世界であるためか、もう片方は左右が反転して動く事になります。ゴールには同時にたどり着かないといけない上に、迷路は左右で対象になっている訳では無いので、きちんと考えてプレイする必要があります。

片方だけに注目していると、行き止まりでつっかえていて、先に進むことが出来なかったりしますが、逆にそのことを利用して、わざとつっかえさせて、お互いの位置を合わせるのに利用したりします。

説明すると少し動きが複雑な感じかもしれませんが、実際にプレイしてみると、それほど難解と言う感じではなく、自然にプレイする事が出来ます。ただ、片方の動きにだけ集中してしまうとついついもう片方を忘れてしまい、クモの巣につかまったり、敵に触れてミスとなってしまったりしますので注意が必要です。ボーナス点がもらえるパネルやボーナスキャラもあるので高得点を目指しながらプレイする事も出来ます。

攻略としては、ステージ構成をしっかりと把握する事が大事です。全部で16パターンとそれほど多くは無いので、それぞれ攻略パターンを覚えてしまえばどうにかなります。特にどうやってゴールのタイミングを合わせるのかはちゃんと理解しておく必要があります。

クモの巣を5つ壊すと一定時間無敵になるくじらが出現します。このアイテムを取れるかどうかでそのステージの難易度が大きく変わります。くじらが出現するのは、ステージの一番下で、また、一定時間で消えてしまうので、5つ目のクモの巣を壊す位置を考えるというのも攻略には重要になってきます。ただし、クモの巣の数が足りない場合には出現しないので注意する必要があります。

まれにスタート時点でファイアーボールに道を塞がれている場合があったりしますが、そういう時にはどうにもならないのでさっさと諦めた方が良いです。この辺りの理不尽さと言うのはこの時代のゲームならではと言う気もします。

頭を使うゲームではあるのですが、クリア不可能と言うほど難しくはないので、手軽に遊ぶのには適している感じの作品と言うイメージがあります。

このゲーム、結婚式の引き出物として配布された限定版が存在するという話があり、一部、ネットオークションで高額で取引されていたという話もあります。ただ、出回っている量が多くて、贋作の疑いも指摘されています。カートリッジの色が違う、シールが貼られていた、キャラクターが違うなど、いろいろな情報がありますが、真偽のほどは分からない事が多いみたいです。当時の状況を知る人が限られている事を考えると、謎のひとつとして、語り継がれていくことになるのかもしれません。

攻略情報はコチラ


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