1942-おきらくゲームソフト事典-

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1942

ジャンル:シューティング
メーカー:カプコン
発売日:1985年12月11日
ハード:FC

概要

第二次世界大戦を舞台に米軍の戦闘機P−38ライトニングを操り、日本軍と戦う縦スクロール型のシューティングゲームです。カプコンのファミコン参入第1弾ソフトです。

特定の敵を倒すとPowが現れ、これを取るとP−38ライトニングはパワーアップします。パワーアップには、攻撃が4連装になったり、画面上の敵を倒してくれたり、サイドファイターがついたりします。サイドファイターが付くと、その分、広範囲に攻撃する事が出来ます。

巨大すぎる敵、亜也虎が象徴的なゲームでもありました。最初に見たときのインパクトは強烈で、圧巻でした。

本作の特徴のひとつとして、緊急回避用の宙返りがあります。宙返りすると敵の攻撃を避けることができますが、回数が限られているので使いどころには注意する必要があります。ただ、ステージをクリアすると回復するので、危ないと思ったらすぐに使っても実は問題なかったりします。慣れないうちは宙返りした後にやられてしまうことがあるのでその辺の注意は必要です。ステージクリア時に宙返りの回数が残っているとボーナス点がもらえるのでハイスコアを目指すのであれば、宙返りしないでクリアすることが大切になってきます。

元はアーケード版で19シリーズの最初の作品となっています。本作はそのファミコン移植版となっています。大型機の亜也虎が登場するなど、後から見れば、それなりに頑張っているのではと思う部分もあるのですが、どうしても、アーケード版と比べてしまうと見劣りしてしまう部分はあるのかなと思いました。また、画面のちらつきなどもあって、突然見えない所から攻撃したり、自機が見えなくなったりしてしまうところも気になりました。そのため、移植版としては厳しめの評価を受けているところもあります。

ファミコンだから仕方ないという部分もありますが、この時期に登場したカプコンのアーケード作品のファミコン移植版がことごとくそういう評価だった事を考えるともう少しやりようがあるのではと思ったりしました。

今はオリジナル版の方が遊べる環境が整っている気がします。ファミコン版の出来を考えると、その方が良いと思うのですが、当時としては、アーケードのゲームが家で出来るというのも売り文句のひとつだったので、それが簡単に遊べるようになっているというのもなかなか今日深い所です。

続編もアーケードで登場していて、そのファミコン移植版も登場しています。そちらは少しアレンジされた移植なっています。

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