超時空要塞マクロス-おきらくゲームソフト事典-

おきらくゲームソフト事典-> FC(2)-> シューティング-> タ行-> 超時空要塞マクロス

超時空要塞マクロス

ジャンル:シューティング
メーカー:バンダイ
発売日:1985年12月10日
ハード:FC

概要

アニメ、超時空要塞マクロスを題材としたゲームです。正確には劇場版の超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますかが原作のようです。主人公、一条輝が操るバルキリーを操作してゼントラーディ軍、メルトランディ軍と戦うシューティングゲームになっています。

アニメでもお馴染ですが、バルキリーは可変型のマシンで、戦闘機型のファイター、ロボット型のバトロイド、そして、戦闘機とロボットの中間のガウォークの3つの形態に変形する事が出来ます。

ファイターはスクロール速度が高速になるのが特徴で素早くステージを進めるのには効果的です。バトロイドはスクロール速度はゆっくりになります。当たり判定が大きくなりますが、機体自体は素早く動けるようになります。また、他の形態とは違い反転してスクロール方向と逆側の敵を攻撃する事が出来ます。ガウォークはその中間と言う感じの速度になっています。ステージは宇宙から始まり、ブリタイ艦に侵入し中枢部を破壊するとステージクリアになります。

バルキリーを変形させて戦う事が出来るという点はアニメが好きな人にとっては楽しめる要素だと思います。また、速度が形態ごとに違うというのもなかなか特徴を捉えていて、面白いと思うのですが、それがゲームとしてあまり活かされていなく、結果として、微妙な出来だと感じてしまいます。何よりもひとつのステージがそれほど長くない上にそれがループで繰り返しとなっている点がとても残念です。

一応、ステージを進めるごとに新しい敵が出てくるという感じにはなっているのですが、ボスみたいな敵も出てきませんので、それほどはっきりとした違いを感じられる訳ではありません。加えて、ファイターで進んで行き、適当に攻撃をしていると何となく最後までたどり着けてしまうという難易度でやりごたえもそれほど感じられない内容となっています。せっかく、変形できる要素があるのに、それに合わせたステージになっている訳でもなく、パワーアップの要素がある訳でもなく、敵も同じような感じで、単調な作りと言う感じがしてしまいます。

キャラクターゲームとしては、ミンメイがちょっと出てくるくらいで、ゲームとして、明確な物語がある訳でもなく、そういう点でも少し寂しいと感じてしまいます。

このゲーム、発売はバンダイになっているのですが、開発はナムコでタイトル画面やカートリッジの形などからもその事がうかがえます。後にバンダイとナムコが合併している事を考えると、その関係と言うのはなかなか興味深く思えます。

攻略情報はコチラ


このエントリーをはてなブックマークに追加

おきらくゲームソフト事典 Topへ
Copyright (C) 2011-2021 うかりこ. All Right Reserved
プライバシーポリシー・免責事項