バーガータイム-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：アクション
メーカー：ナムコ
発売日：1985年11月27日
ハード：ＦＣ

名コック、ピータペッパーを操作して、巨大ハンバーガーを作りアクションゲームです。ゲームとしては、ハンバーガーの材料であるパンやハンバーグなどの上を歩いて、全ての材料を一番下まで落していくことでハンバーガーを完成させていきます。

巨大ハンバーガーとは言え、踏んで作っているように見えるのは少し気になるところですが、そういうゲームです。

ステージにはウインナー、ピクルス、エッグの３種類の敵がいて、邪魔をしてきます。触れるとミスになってしまうので避ける必要があります。ピータペッパーはコショーで敵を攻撃する事が出来ます。ただ、コショーを使える回数は限られていますので、使うポイントを考える必要があります。コショーの数はボーナスキャラクターを取る事で増えますが、ミスしても回復する事はありませんので、闇雲に使ってミスするよりは、コショーを温存してミスしてしまった方が良い場合もあります。また、敵はハンバーガーの材料を落す際に一緒に潰す事も出来ます。

攻略にはステージの構成をしっかりと理解する必要があります。特に行き止まりがどこなのかをちゃんと把握しておく事が重要です。行き止まりに追い込まれないように考えてプレイする事が求められます。また、敵の動きのパターンもちゃんと理解する事が重要です。基本的にはピータペッパーを追ってくるので、その習性を利用して誘導する事が重要になります。

材料を落した時に敵を倒す事が出来るので、単純に下に落すだけではなく、敵の動きも考えて、すぐに落とせるように準備はしておいて、タイミングを考えて落すなどのテクニックが求められます。また、下に材料がある状態で上の材料を落すと連鎖して落す事が出来たり、敵がいる状態で落す事も出来たりと、材料の落し方によって戦略を練る事も出来ます。

ルールとしては、それほど難しくはないですが、シンプルなルールだからこそ、難易度は高めです。あんまりのんびりとしているとすぐに敵に囲まれてしまうので、早めに行動する事が重要になります。元はアーケードゲームでファミコン移植版になります。ファミコンではロムカセット、ディスクシステムの両方で登場しています。更にゲームボーイ版と言うのも後に登場しています。レトロゲームとして、今でも楽しめる作品ではあると思います。シンプルなゲームで可愛らしいキャラクターも登場するのですが、一筋縄ではいかない難易度が絶妙な感じがする作品です。

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