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フロントライン(FC)

ジャンル:アクション
メーカー:タイトー
発売日:1985年8月1日
ハード:FC

概要

主人公の兵士を操作して敵と戦うアクションゲームです。たった一人で敵と戦うというと、何だか格好良い感じもしますが、キャラクターの姿が何とも言えない感じで、子供の落書きと言ったら失礼かもしれませんが、腕や足が不思議なところで曲がっているように見えて、武器のピストルの持ち方も奇妙で気になってしまいます。しかも、敵味方問わずそんなデザインです。そのため、どことなくコミカルな印象も受けてしまうのですが、可愛いという感じでは無くて、やっぱり微妙なデザインと言うのが適切な気がします。

メインとなる武器はピストルと手榴弾になっていて、進行方向に向かって攻撃する事が出来ます。キャラクターのデザインの影響もあるのか、なかなか思った方向に攻撃するのが難しかったりします。特に手榴弾はクセがあるので、慣れないと扱うのが難しいです。

道中には装甲車や戦車が置いてあるところもあり、乗り込むとマシンガンや主砲で攻撃する事が出来るようになります。また、戦車は敵の攻撃を受けてもすぐにはやられず、煙が上がって動けない時に脱出すれば、ミスを回避できます。更に再度乗り込めば、元の状態に戻るのでまた戦車を活用する事が出来ます。装甲車はすぐにやられてしまうので、意外と使い勝手が悪かったりします。

敵が大量に出てくる感じではないので、ひとりずつ適切に対処していくのが攻略には重要です。

結構、硬派だと感じるのがポーズ機能が無い事で、ゲームを始めたら、ゲームオーバーになるまで続けるしかありません。ファミコンのこの手のゲームでは珍しい気がします。

ステージ最後に登場する戦車を倒すとクリアとなりますが、その戦車は手榴弾でしか倒す事が出来ません。戦車や装甲車に乗っている場合には降りて対処する必要がありますので注意が必要です。

当時も感じていましたが、今見ると、尚更、チープさが気になってしまう作品です。元々はアーケードゲームで、独特のコントローラー、操作と言うのが特徴がありましたが、ファミコンでは至って普通のアクションゲームの操作になっています。この辺り、遊びやすくなったと捉えるのか、特徴が無くなったと捉えるのかは微妙な気もしました。

今、プレイすると面白いと思えるのかは、かなり微妙だとは思いますが、こういう独特の味があるゲームがあったんだなと思うと、懐かしく思ったりします。ちなみにバーチャルコンソールでプレイする事も可能になっています。

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