ドアドア(FC)-おきらくゲームソフト事典-

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ドアドア(FC)

ジャンル:アクション
メーカー:エニックス
発売日:1985年7月18日
ハード:FC

概要

主人公のチュン君を操作して、敵モンスターをドアに閉じ込めるアクションゲームです。全てのモンスターをドアに閉じ込めるとステージクリアになります。

ドアは取っ手が付いている方向からしか開かなく、一度、モンスターを閉じ込めてしまうと開かなくなってしまいます。そのため、モンスターを上手く誘導しながらドアに閉じ込める必要があります。

モンスターはそれぞれ動きにパターンがあります。例えば、ひたすらチュン君を追って来たり、ハシゴを見ると、すぐに上ったり、下りたりするなどの特徴があります。これらの特徴を理解して誘導する事が重要になります。かなり厄介なのが、チュン君がジャンプすると合わせてジャンプするモンスターです。普通のモンスターであれば、困ったらジャンプで避けるというのが基本になるのですが、それが効かないモンスターなので、かなり苦戦させられます。特にモンスターは残り1匹になるとスピードが増すので残されたモンスターが何になるのかも考える必要があります。

ステージによってはドアの数がモンスターよりも少ない場合があり、その場合にはまとめて、閉じ込める必要があります。一度にまとめてモンスターを閉じ込めると高得点を得る事も出来るので、高得点を狙う場合にも重要になります。

ゲームとしてはとてもシンプルな感じなのですが、モンスターの特徴をちゃんと理解して誘導していかないと辛くなる部分があるという点では、パズル要素が強めのアクションゲームになっています。可愛いキャラクターが登場するのですが、その見た目だけで判断するのはやめておいた方が良いです。

一応、パターン化すればそれなりにサクサクと進める事が出来るのですが、後半に入ると辛くなります。特に最終面だけは異様に難易度が高く、様々なテクニックを要求されるので、この面だけは特別な面と覚悟を決めて挑む必要があります。

後にドラゴンクエストで有名になるエニックスのファミコン参入第1弾の作品になります。ちなみに元々はPCのゲームで、ドラゴンクエストのプログラマーとしても有名となる中村光一さんがゲームコンテストに応募して賞を取った作品としても知られています。その賞の受賞とセールス的にヒットした事がチュンソフト設立につながったようです。

ちなみに主人公のチュン君の名前は、中村光一さんの中から取られたそうです。ゲームとしての面白さもあるのですが、後のエニックスやチュンソフト、中村光一さんがゲーム業界に与えた影響と言うのを考えると、このゲームから始まったんだなと思い感慨深いものがあります。

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