ロードファイター(FC)-おきらくゲームソフト事典-

ジャンル：レース
メーカー：ジャレコ
発売日：1985年7月11日
ハード：ＦＣ

燃料が切れる前にゴールにたどり着く事が目的のレースゲームです。縦方向スクロールでトップビューの画面になっています。ジャンルとしてはレースゲームなのですが、順位や時間を競うのではなく、あくまで目的は燃料が無くなる前にゴールを目指すという単純な物になっています。

スピード感あふれるゲームで、敵の車や障害物に当たると、スピンやクラッシュをしてしまいますので、敵の車や障害物を避けながらゴールを目指すことになります。スピンした時は、上手くキー操作をすると立ち直る事が出来て、このテクニックをちゃんとマスターして使いこなせるかが重要になります。キー操作を間違えてしまうと大変なのですが、慣れてくるとタイミングもそんなに難しくないので、スピンを恐れずにプレイすることが出来ます。クラッシュしてしまうと燃料も減らされてしまうので、いかにクラッシュしないように進むかが大事になります。

コースは全部で４コースあり、道幅などに違いがあります。道幅が狭いと敵の車をどう避けるかがより重要になってきます。コースごとに走っている風景が変わるのですが、その走っている場所の風景がとても綺麗で、特に海岸線のコースはとても印象深いです。

クラッシュせずに進めると、ボーナス点をもらえるコナミマンが登場します。颯爽と通り過ぎていくのですが、結構、突然現れるので、何も知らないとちょっとびっくりして、何者だと思ってしまいます。一瞬何かの見間違いなのかなと思ってしまいそうです。

元々はアーケードゲームで、ファミコン移植版になります。アーケード版はコースが６コースあったり、順位の概念があり、順位のボーナスがあったりしますが、それに比べるとファミコン移植版は４コースで順位の概念も無くなっているのでシンプルな作りになっていると言えるのかもしれません。ただ、当時のゲームとしては、スピード感あふれるゲームで、背景などのグラフィックも綺麗だった印象があります。どことなく、オシャレな感じがするゲームでもありました。

バーチャルコンソールで遊べるのかと思っていたら、それはＭＳＸ版で、ファミコン版は今のところ登場していないようです。ちなみにＭＳＸ版の特徴としては、アーケード版に比べると内容はシンプルでファミコン版に近いですが、ステージ６あるところはアーケード版と同じみたいです。たっぷりと遊べるという意味ではステージが多い方が良いと思うのですが、懐かしいと思ってプレイしたいと思う時もあるので、ファミコン版もあればなと少し思ってしまいます。

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