スパルタンX(FC)-おきらくゲームソフト事典-

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スパルタンX(FC)

ジャンル:アクション
メーカー:任天堂
発売日:1985年6月21日
ハード:FC

概要

元々はジャッキー・チェン主演の映画を題材とした作品なのですが、映画と言うよりもゲームの印象の方が個人的には強いです。ちなみに主人公とヒロインの名前が一致しているぐらいで映画とゲームは全くの別物と言う感じの内容になっています。元々はアーケードゲームでしたがファミコンに移植されています。ゲームの物語としては、主人公トーマスを操作して、さらわれたヒロイン、シルビアを助けるために戦うというお話になっています。

ステージは全部で5階あり、ステージごとに左方向、右方向と進んでいきます。つかみ男やナイフ投げなどの敵やヘビや龍などのトラップを避けながら、次の階への階段を目指します。いくらでも出てくる敵と言うのがとても厄介で、そこに時間を取られたり、地味に体力を削られて苦戦する事も多かったです。

ステージの最後には階に応じたボスキャラが待っています。個性的なボスキャラでそれぞれの特徴を見極めて戦う必要があります。特に個人的には妖術使いのイメージが強いです。ボスにやられた時の、ボスの笑い声と言うのも特徴的で、そこでも妖術使いの声はとても印象的だったイメージがあります。

当時、連載していた漫画、ファミコンロッキーでの裏技と言うのも話題になっていました。タイトルのXがアルファベットで24番目である事から、24週目のラスボスを倒すと、助けるはずのシルビアが襲ってくるという物でした。隠された真のボスみたいな扱いだった気がします。

漫画なので、嘘だろうと思いつつ、そこまで達成するのは難しくて無理でした。今だとネタとして、いろいろ検証していたりする人たちもいるみたいです。そういうのを見るとやっぱり嘘だったんだなと思って、何だかちょっと安心しました。

権利関係の問題なのか、海外のアーケード版ではKUNG-FU MASTERと言うタイトルで出ているみたいです。

ちなみにゲームボーイでリメイク版が出ていたりします。そちらは主人公がトーマスで敵と戦っていくという基本的な部分は同じですが、設定などには違いがあったりして、ファミコン版とは違った出来の作品と言う感じになっています。発売された時期も微妙な感じになっている事もあってか、ファミコン版に比べれば、全く知られていない作品だったりします。

また、ファミコンで続編が出ているのですが、そちらの方もほとんど知られていないという感じの作品になっています。アーケード、ファミコンではそれなりに人気があったタイトルだったのに、続編の扱いは意外と厳しいんだなと思ってしまいました。

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