けっきょく南極大冒険(FC)-おきらくゲームソフト事典-

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けっきょく南極大冒険

ジャンル:アクション
メーカー:コナミ
発売日:1985年4月22日
ハード:FC

概要

スケーターズ・ワルツの音楽がとても印象的なゲームです。ゲームとしては主人公のペンギンを操作し、南極大陸にある各国の基地を巡りながら、南極大陸を一周するという物になっています。

3Dタイプの画面になっていて、基本的には、速度を調整しながら、先に進んでいくことになります。クレバスや落とし穴、そして、アザラシなどが邪魔をするので、ジャンプで飛び越えたり、左右に避けたりする必要があります。落とし穴やクレバスに落ちたり、アザラシにぶつかってもその場ですぐにミスになる事はありません。ただ、よろけたりしてしまって、その分、時間が奪われる事になります。制限時間内に次の基地にたどり着けなかったらミスとなってしまいますので、出来るだけ時間ロスをなくす必要があります。

旗や魚を取るとボーナス点をもらう事が出来ます。また、点滅する旗を取るとペギコプターが使えるようになります。ボタンを連打する事で空を飛ぶことが出来るので、一気に距離を稼いでしまうのが良いです。

音楽の雰囲気や主人公のペンギンの姿から見ると、意外と簡単そうな感じも受けるのですが、最初の方のステージはともかくとして、中盤以降は制限時間が結構シビアなゲームになります。落とし穴の位置が意地悪だったり、連続するクレバスがあったりとなかなか難しいです。しかも、カーブの時には独特の慣性が働くので、この辺りも気を付ける必要があります。

元々はMSXで出ていたゲームで、教育シリーズと言うシリーズの第1弾として登場した作品だそうです。ちなみに地理を題材としていたそうです。どこら辺が地理なのかなと思ったのですが、ステージクリアすると各国の旗が上がるというのがその部分だそうで、それによって各国の旗を覚えてもらうという趣旨だったようです。その辺りの効果がどれくらいあったのかは分かりません。ちなみに、この教育シリーズ、MSXではそれなりに続いていたシリーズだったようです。

発売された当時はペンギンと言うのが流行っていた時代でもありました。今でもペンギン自体は人気がありますが、異常なほど盛り上がっていて、ビールのCMなどでペンギンのキャラクターが使われていたのを覚えています。

本作の続編としては、MSXで夢大陸アドベンチャーと言うのが出ています。また、ファミコンでも本作のキャラクターを使った夢ペンギン物語と言うアクションゲームも出ています。更にパロディウスなどにも使われる事になっていて、コナミの人気キャラクターとして定着していくことになります。

ちなみに本作ではただのペンギンとされていますが、夢ペンギン物語でペン太と言う名前が付けられる事になります。また、パロディウスの1作目はペン太ですが、2作目以降は息子のペン太郎となっていたりします。

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