サッカー(FC)-おきらくゲームソフト事典-

おきらくゲームソフト事典-> FC(1)-> スポーツ-> サ行-> サッカー(FC)

サッカー(FC)

ジャンル:スポーツ
メーカー:任天堂
発売日:1985年4月9日
ハード:FC

概要

タイトルその物、サッカーのゲームです。ファミコン初期のタイトルで、タイトルその物のゲームが多くありましたが、本作もそのシリーズのひとつです。

チームはアメリカ、イギリス、フランス、西ドイツ、ブラジル、日本、スペインから選ぶことが出来ます。ただし、チームはユニフォームなどの色は変わりますが、能力としては、どこのチームも一緒で差はありません。更に相手のレベルやハーフタイムも選択する事が出来ます。

当時のファミコンの限界なのか、一般的なサッカーとは違い1チームの人数が、フィールドプレイヤー5人とゴールキーパー1人の6人になっています。それでサッカーなのかと言われてしまうと、何も言えなくなってしまいますし、少し残念に感じる部分なのですが、サッカーゲームとして割り切れば、ちゃんと楽しめる作品にはなっています。

チームごとの個性や派手なシュートなどがある訳では無く、可能なプレイが限られている部分もあるのですが、基本的なサッカーゲームの面白さのポイントは抑えている気がします。今プレイするとさすがに見劣りしてしまうのは事実ですが、ファミコンのサッカーゲームとして考えると後に登場するサッカーゲームと比べても、初期の作品だとは言え、それなりに完成度が高い作品だったと言う気がします。

まだ、Jリーグも無い時代に出たゲームですので、サッカー自体の人気も漫画での盛り上がりはありましたが、それぐらいで、今と違って代表チームで盛り上がっていたという感じではありませんでした。その中で、出ていた事を考えると、より評価されても良いと言える作品なのかもしれません。

コンピュータがレベルが低いと余裕で勝ててしまうのですが、レベルが上がるとそれなりにちゃんと強くなります。レベル5までいくと、簡単に勝てる感じではありません。それでもコンピュータ相手の対戦だと、ある程度、慣れてしまうと、それほど苦戦しなくはなります。そうなってしまうと、少し飽きてしまうのですが、対人対戦が可能で、それだと飽きることなく、結構、盛り上り続ける事が出来ました。

サッカーゲームとしてはかなりの本数出ている作品で、単純な売り上げ本数を見ると、100万本を越えていたりします。当時のファミコンの状況と言うのもありますが、後のサッカーゲームと比べても、凄い本数だと思います。

ハーフタイムにチアガールが踊っている姿と言うのも意外と印象的だったなと思ったりしました。

攻略情報はコチラ


このエントリーをはてなブックマークに追加

おきらくゲームソフト事典 Topへ
Copyright (C) 2011-2021 うかりこ. All Right Reserved
プライバシーポリシー・免責事項